今シーズンは開幕直後から安定した成績を示すことができず、苦戦するユヴェントス。直近では、難敵サッスオーロやヴェローナに敗れて2連敗を喫し、首位ナポリとは16ポイントもの差が開き、10位に沈む。
そんな中、アッレグリのチームは、前節にハットトリックを決めたばかりと好調の21歳FWドゥシャン・ヴラホヴィッチを擁するフィオレンティーナとの対戦を迎える。ユーヴェ指揮官は、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)において4連勝でグループ通過を決めた良い流れを、リーグ戦へ持ち込みたい考えだ。
「リーグ戦においては、すべての試合が厳重警戒に値する。現実的になるべきだ。ユヴェントスにとっての“通常”とは、UCLで見せたパフォーマンスであるはずだ。セリエAにおいても同じようにならなければならない」
「フィオレンティーナは非常に良い成績を残しており、指揮官も優秀だ。試合では、守備面において適切なプレーをする必要がある。(UCLで)ゼニトに勝利したことでヒーローになったわけではない。地に足をつけて臨むべきだ」
「ユヴェントスは非常に良いチームではあるが、失点を少なくするように取り組まなければならない。チームのパフォーマンスもそれほど酷いものではなかったが、15位から20位のチームに11ゴールも奪われるのは、何かがうまく機能していない証拠だ」
「とにかく黙って取り組み、ペダルを漕いでいかなければならない。批判はこのスポーツにつきものであり、私にとっては刺激になる。例えば改善しなければならない点もある。自分たちがリードを奪った後、気を抜いてしまい、攻撃されやすくなる。こういった場面において注意力を高めていくべきだ」
フィオレンティーナ戦では、ゼニト戦に引き続き、FWパウロ・ディバラ、FWアルバロ・モラタ、FWフェデリコ・キエーザの同時起用の可能性が囁かれている。
「攻撃的な選手を多く起用するのは好きだが、守備面もしっかりやらなければならない。継続して結果を出していくためには、攻守両面をしっかりやっていく必要がある。モラタは良いプレーを見せてようやくゴールを決めることができた。これから2、3カ月は得点を決め続ける可能性がある。ディバラは選手として成熟し、意欲も高い。最高のトレーニングを積み、試合でも最高のパフォーマンスを見せている」
さらにアッレグリは、アルゼンチン代表に招集されたU-23ユヴェントスの18歳MFマティアス・ソウレに言及。「ソウレは上手い選手だが、そっとしておいてあげて欲しい。これではバロンドール受賞のような騒ぎになってしまう。彼に成長の時間を与えるべきだ」と見解を示した。
放送・配信予定
- ユヴェントス対フィオレンティーナ
- 配信:DAZN
- キックオフ:2021年11月07日(日)日本時間02:00
- 実況:北川義隆
- 会場:アリアンツ・スタジアム
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