ブレッシャで窮地に立たされているFWマリオ・バロテッリについて、イタリア代表を率いる恩師ロベルト・マンチーニ監督が口を開いた。イタリア『RAI Sport』に語っている。
昨年夏にブレッシャに加入したバロテッリ。同選手について、当初はクラブ幹部から好意的な見解が示され、“悪童”と呼ばれた破天荒なキャラクターも落ち着いたかに思われた。
しかし、新型コロナウイルスによる中断が明ける見通しが示された頃から練習の無断欠席などが伝えられ、チームとの関係悪化が報道。マッシモ・チェリーノ会長が契約解消を容認しているとも見られている。
キャリア当初から才能が評価されているものの、能力を存分に生かし切れていないバロテッリについて、かつてインテルやマンチェスター・シティで指導にあたったマンチーニ監督は以下のように見解を示した。
「何をしようが関係なく、私はいつも彼のことを気にかけているよ。かつて、彼がまだ子供だった頃に指導していた。それから何度も指揮する機会があったが、これから30歳を迎える年齢だという点は希望だろう。フットボールプレーヤーとして成熟するピークの年齢だ。まだ何かを変えることができると私は信じているよ」
また、マンチーニ監督はバロテッリが決して悪辣な人間ではないと主張している。
「並外れた若者ではあるが、普段は親切で礼儀正しい人物なんだ。豊かな才能を自ら捨てている、と彼に訴えたことは何度もあった。やはりマリオは自らの才能を発揮し切れていないんだよ。それは自身のメンタルによるところが大きい。いつか目を覚まして真価を発揮してくれることを願っている」
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