ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の去就に、現地でも注目が集まっているようだ。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が報じた。
2019年夏にボローニャに完全移籍加入し、初年度は右サイドバックとして、2年目は複数の守備的ポジションで輝きを放った冨安。移籍市場でも注目されており、アタランタからの関心が報じられている。
ボローニャのシニシャ・ミハイロヴィッッチ監督はビッグオファーがなければ主力選手たちを残留させる意向を公言しているが、『コリエレ・デロ・スポルト』は「十分に複雑な取引」だと伝えた。
というのも、アタランタのアントニオ・ペルカッシ会長は選手を安く買い、高く売る方針を貫いているという。高値がつくのであればボローニャが冨安を売りに出す可能性があると指摘しつつも、もし安値で売却するようなことがあれば「ミハイロヴィッチ自身が真っ先に怒るはずだ」と指摘した。
一方で、もし冨安が残留した場合にボローニャはセリエAで最も若いディフェンスラインを組織することになるとも。18歳のアーロン・ヒッキーがレギュラー昇格しているうえ、24歳のトリノDFリャンコへの関心も伝えられており、冨安にはリーダーシップの面でも期待が集まりそうだ。
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