ミランのパオロ・スカローニ会長が次期指揮官候補について言及した。イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組で語っている。
セリエA中断前の時点でヨーロッパリーグ(EL)圏外の7位に沈んでいるミラン。来シーズンに向けてドイツ人指導者のラルフ・ラングニック氏の招へいが噂されており、その実現可能性が議論されている。
『スカイスポーツ』が今週中にも決定的な動きがあるのではないかと報じる一方、ラングニック氏が補強も含めた全権を求めているとされており、クラブのレジェンドでテクニカルディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏は不快感をあらわに。スカローニ会長は、明言を避けつつも現指揮官のステファノ・ピオリ監督やマルディーニ氏を尊重する意思を強調した。
「ラルフ・ラングニック監督が来るかどうかは分からない。我々はピオリを信頼している。良い成績を残しているし、真面目でプロフェッショナルな人物だ。こういったマネージメントは(CEOのイヴァン)ガジディスが決めていて、彼が他の候補とされる人物と話していても私には何も分からない。彼に仕事を任せている。現段階ではピオリとマルディーニに信頼を寄せているんだ」
なお、再開が今月に迫っているセリエAだが、国際大会への出場を目標に掲げるスカローニ会長は「コッパ・イタリアを通じてヨーロッパの舞台にたどり着くことができるよう願う。もしできなかった場合も、カンピオナートで戦っていくつもりだ」とも語った。
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