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【注目選手】イタリアの“サイド職人”、レオナルド・スピナッツォーラ|ローマ|セリエA

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【注目選手】イタリアの“サイド職人”、レオナルド・スピナッツォーラ|ローマ|セリエADAZN
【欧州・海外サッカー注目選手】サイドを主戦場にイタリアで活躍するレオナルド・スピナッツォーラ。経歴やプレースタイルを紹介する。

イタリア中部の町フォリーニョに生まれたレオナルド・スピナッツォーラ。シエナのユースチームで選手キャリアをスタートさせると、2010年にイタリアの盟主ユヴェントスと契約。プリマヴェーラに所属することになる。

すると2012年7月、当時セリエBに所属していたエンポリへと最初のレンタル移籍を経験。9月にプロデビューを飾った。その後はユヴェントスに籍を置きながら5つのクラブへと貸し出され、長きにわたって修行生活を送ることになる。

そして2016-17シーズン、アタランタに2度目の加入を果たす。すると、知将ジャン・ピエロ・ガスペリーニの下でついにその才能が開花。サイドのポジションを勝ち取り、セリエA30試合で4アシストをマークするなど、4位と躍進したチームを支えた。イタリア代表にも初招集されるなど、飛躍のシーズンを過ごす。しかし、翌シーズンも前半戦は好調を維持していたものの、前十字靭帯断裂の重傷で苦しむことになる。

2018-19シーズンはユヴェントスに残留となったが、大ケガの影響で前半戦を棒に振ることに。復帰後も王者の層は厚く、2019年夏にローマへと完全移籍することとなった。ローマでも序盤はあまり出場機会を得られず、半年後にインテル移籍合意間近まで至っていたものの、メディカルチェックの問題でローマ残留が決定。すると、新型コロナウイルスによる中断明け以降からはポジションを獲得した。キャリアを通じて苦しんできたスピナッツォーラだが、イタリアの首都でようやく充実した選手生活を送っている。

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プレースタイル

左サイドを主戦場にサイドバックからウイング、逆サイドもこなすユーティリティプレイヤー。細かいタッチのドリブルと豊富な運動量による豪快な攻撃参加が最大の魅力で、サイドから縦にも中にも攻めることができる。深い位置から逆足でのクロス、カットインからのラストパスやシュートなど、選択肢も豊富だ。パブロ・フォンセカ監督の下では3バックの一角を任された試合もあり、不安視されていた守備も成長中である。

プロフィール・経歴

レオナルド・スピナッツォーラ/Leonardo Spinazzola
1993年5月25日生まれ 186cm 75kg 利き足:右

シーズン所属クラブ出場・得点
2012-13エンポリ7試合・1得点
2012-13ヴィルトゥス・ランチャーノ3試合・0得点
2013-14シエナ24試合・1得点
2014-15ヴィチェンツァ・カルチョ10試合・0得点
2014-15アタランタ2試合・0得点
2015-16ペルージャ34試合・0得点
2016-17アタランタ30試合・0得点
2017-18アタランタ18試合・0得点
2018-19ユヴェントス10試合・0得点
2019-20ローマ24試合・1得点
2020-21ローマ14試合・1得点

※成績は国内リーグ(2021年1月15日現在)

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