インテルのアントニオ・コンテ監督が、ジョゼ・モウリーニョ氏のローマ新指揮官就任について語った。
コンテ監督2シーズン目にして圧倒的な強さを見せ、4試合を残して今季のセリエA優勝を達成したインテル。11年ぶりのスクデットを獲得した決定した数日後、ローマでは今季限りでのパブロ・フォンセカ監督の退任と、来季からモウリーニョ氏が指揮を執ることが発表されている。
コンテ監督とモウリーニョ氏は、それぞれチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドを率いていた2016年~2018年にプレミアリーグで数回対戦。ピッチ上でのやり取り以外でも、メディアを通じての舌戦が大きな話題となっていた。
そんな“犬猿の仲”の相手との再会について、イタリア人指揮官はテレビ番組『Le Iene』で言及。「誰にとっても素晴らしいニュース。彼の幸せを願っているが、インテルと対戦する時は別だね」と語った。また「再会した時にはハグをする?」と問われると、「確かに、我々の間には大きなリスペクトがあるよ」と答えている。
なお、コンテ監督のインテルとの契約は2022年までとなっている。自身の去就についても聞かれた指揮官は、「この瞬間を楽しもう。会長やディレクターと話し合い、インテルにとって最善の道を選ぶ時間はまだあるだろう」と明言を避けた。
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