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ミランに首位浮上のチャンス、指揮官ピオリは意気込み「運命は自らの手の中にある」 | セリエA

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ミランに首位浮上のチャンス、指揮官ピオリは意気込み「運命は自らの手の中にある」 | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】ミランのステファノ・ピオリ監督が、18日2:30(日本時間)に予定されているセリエA第22節ミラン対スペツィアの前日会見に出席し、意気込みなどを語った。

直近のリーグ戦で3連勝を収め、首位インテルを追走するミラン。消化試合が1試合少ないシモーネ・インザーギのチームが17日(日本時間)のアタランタ戦で引き分けたことで、現時点でのポイント差は暫定「2」となり、首位浮上のチャンスが巡ってきた。そんな中、スペツィア戦へ向けて記者会見に出席したピオリは、先月、スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナでナポリに勝利を収めたチアゴ・モッタのチームを警戒した。

「対戦相手は、直近のアウェー2試合で失点することなく、ナポリやジェノアに勝っている。明確なアイディアを持ち、素晴らしいパフォーマンスを見せることが求められるだろう。ミランは常に、賢く、責任のあるプレーを示してきたが、コッパ・イタリアのジェノア戦におけるアプローチは適切とは言えなかった。だからこそ明日は、冷静に決意をもって試合に臨むことが重要だ」

「昨年はスペツィアに敗れたが、我々は自分たちの力を信じている。運命は自らの手の中にある。自分たちのプレーを表現することができれば、試合で勝利を収めることもできる。相手にも弱点はいくつかある。チャンスが生まれた時、それを上手く活かせるようにしなければならない」

「スクデット? 次戦が何よりも重要だ。ただ優勝争いにおいて、今月が決定的な戦いになるとは思っていない。いずれにせよ、我々の目標は、誰かとの競争ではなく、毎試合で自分たちのカルチョを見せ、主役となることだ」

今シーズンのミランは、DFテオ・エルナンデスやFWラファエウ・レオンを擁する左サイドの躍動が際立つ。ピオリは若手2人について、自身の見解を示した。

「ミランの左サイドはヨーロッパで最強? 偏ったことは言いたくないが、テオやレオンは大きな成長を続けており、すでに高いレベルにあるが、これからさらに強くなれる。テオが以前よりも中へ切り込むことが多くなって助かっている。相手に研究され始めているので、ポジションチェンジもしなければならないからね。それから(アンテ)レビッチのことも忘れてはならない」

今冬のCB補強の行方は?

最後にミラン指揮官は、DFシモン・ケアーおよびDFフィカヨ・トモリの負傷離脱によるセンターバックの補強について言及した。

「トップチームに厚みをもたらし、クオリティを高めてくれるような選手を獲得したいと思っている。意味のない補強はしない。(ピエール)カルルと(マッテオ)ガッビアは、重要な試合においてもプレーする準備ができていることを証明している。クラブは、適切なチャンスが訪れた時に動けるよう準備をしておいてくれるはずだが、適切な機会がなければ、チームはこのままになる。トモリの離脱が3~4週間程度で済むことを願っている」

放送・配信予定

  • ミラン対スペツィア
  • 配信:DAZN
  • キックオフ:2022年1月18日(火)日本時間2:30
  • 実況:八塚浩
  • 会場:サンシーロ

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