ユヴェントスのアンドレア・ピルロ監督が、今季ここまでの自分自身を採点している。
当初はU-23チームの指揮官に就任予定だったものの、急遽トップチーム指揮官を任されることになったピルロ監督。指導者キャリア未経験だったにもかかわらず大役を担うことになったイタリア代表のレジェンドだったが、すでにセリエAで首位インテルに勝ち点差「12」をつけられ、10連覇は絶望的に。またチャンピオンズリーグ(CL)もラウンド16で敗退するなど、厳しい批判にさらされる時期もあった。
それでも、第3節延期分では旧友ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督率いるナポリとのCL出場権争い直接対決を制すと、11日の第30節でもジェノア相手に3-1と勝利。調子を取り戻しつつある。
ピルロ監督はジェノア戦後、イタリア『スカイスポーツ』に対して「残念ながら今季は下位との対戦においてポイントを取りこぼすことがあった。今日も試合を支配しているように見えたが、何度か注意力を欠き、必要以上に苦戦してしまったと思う」と反省を口に。また、ノーゴールに終わって苛立ちを見せていたクリスティアーノ・ロナウドについては「彼がゴールにこだわるのは当然で、常に何かを残そうとするのは王者らしい振る舞いだ」と擁護している。
また、記者から「ユヴェントス指揮官としての1年目を自己採点して欲しい」と問われると、満足はしていないとしつつも及第点をつけている。
「毎日試されているようだ。すべての監督は自分の力を証明しなければならないが、私は初めてだからね。フットボールは子供のころからの夢だったんだ。これからも向上するために努力は続けるよ」
「自分の評価は(10点満点中)『6』かな。もっとやらなければいけないのはわかっているし、成果を得られない時は監督が責任を負うべきだ」
「私が考えるフットボールとは、試合を支配して相手にプレッシャーをかけること。一連の理由で完全には実行できていないけど、チームには熱量があるし、これからも取り組んでいく」
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