インテルは10日、指揮官シモーネ・インザーギの古巣であるラツィオとホームのジュゼッペ・メアッツァで対戦すると2-1と勝利を収め、リーグ戦8連勝目となる白星で2022年のスタートを飾った。インザーギは試合を振り返りつつ、13日(日本時間)に行われるユヴェントスとのタイトルを懸けた一戦へ意気込みを示した。
「相手はクオリティのあるチームで簡単ではなかったが、ふさわしい勝利を手にすることができた。素晴らしい復帰戦になった。もちろん、8連勝を飾り、首位を独走していることで、プレッシャーは高まる。外部の雑音も、自分たちがさらに成長するための刺激としなければならない。次はスーペルコッパだが、最高のパフォーマンスを見せられるようにしたい」
決定的な役割を果たした守備陣
インテルは、ゴールを挙げたDFアレッサンドロ・バストーニおよびDFミラン・シュクリニアルら守備陣の活躍により、貴重な3ポイントをもぎ取ることに成功した。インザーギは、まるで“完璧なマシーン”なパフォーマンスを見せるチームを称えた。
「守備陣には素晴らしい選手たちがいる。このままの調子で続けていきたい。ライバルチームはみんな、今節で勝利を収めているので、立ち止まって何かを考える時間などない。ひたすら勝利を収めていくしかない。長い中断期間があったが、再開するなり、選手たちがこれほどのパフォーマンス見せてくれて素晴らしかった」
「選手たちは、全員が積極的に参加してくれている。出場時間が少ない選手が、ピッチにおいてMVP並みのパフォーマンスを見せてくれると、指揮官として誇りに思う。ベンチメンバーも含めて全員がストイックに取り組んでくれている」
最後にインテル指揮官は、古巣ラツィオについてコメント。「私にとって他の試合と同じ勝利ではない。私にとってラツィオが何を意味するかは、誰もが知っているはずだ。それを隠す意味もない。ラツィオというクラブは、私を育ててくれて、すべてを与えてくれた。最高の時間を過ごした場所だ」と振り返った。
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