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【インタビュー】「今年は攻撃的なサッカーでACLを獲る」川崎フロンターレFW小林悠が語る悔しさと、自信と、決意 | AFCチャンピオンズリーグ

【インタビュー】「今年は攻撃的なサッカーでACLを獲る」川崎フロンターレFW小林悠が語る悔しさと、自信と、決意 | AFCチャンピオンズリーグDAZN
【ACL・インタビュー】2年ぶりの出場でクラブ史上初のアジア制覇を目指す川崎フロンターレ。チーム在籍12年目で今大会のキーマンとなる小林悠に思いを聞くと、ACLのタイトル獲得へ強い気持ちと覚悟が伝わってきた。
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22日に開幕を迎えたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)。昨季のJリーグ王者として同大会を戦う川崎フロンターレは、ウズベキスタンで集中開催されるグループIで大邱FC(韓国)、北京FC(中国)、そしてユナイテッド・シティFC(フィリピン)と対戦する。国内で圧倒的な結果を残すチームは、果たしてアジアでいかなる戦いを見せるのか。その戦いを前に、小林悠が未到のビッグタイトル獲得に向けた想いを語ってくれた。

「ACLのタイトルには、みんなが執着している」

ーーまずは今季のACLに向けた想いを教えてください。

今年に関しては、自分も含めて、ほとんどの選手がACLのタイトルを一つの基準にして試合やトレーニングに臨んでいると思っています。これまでチームとして獲得できていないタイトルですし、フロンターレはACLでなかなか強さを見せることができず、思うような結果を残せなくて悔しい思いをしてきました。そういったこともあってACLのタイトルには、みんなが執着していると思います。

ーーここまでACLを何度も経験している小林選手にとって、ACLの難しさはどのように感じていますか?

やはり一番はフィジカルの強さかなと。大きな選手や速い選手が日本より多いイメージがあります。

ーー相手のフィジカルが強いという話はありましたが、屈強なDFが多いアジアの戦いにおいてFWとして意識することを教えてください。

自分はACLで結構ゴールを決めることができていて、そこまで苦手意識はないんですよね。フィジカルの強い相手のほうが背後が空いたりしますし、クイックネスやターン、コンビネーションで通用するところがあったりすると思っています。だからあまり苦手意識もなくて、そこまで普段と意識を変えることなくゴールを狙っていくことが大事だと思っています。

ーーACLを戦う上で、ここ数年のチームの変化をどのように感じていますか?

今までACLを戦う時はボールを大事にするスタイルが中心でしたけど、相手もしっかりブロックを組んで守れるチームが多かった。今年は昨シーズンから継続してきた中で、より縦に速いサッカーができるようになっています。カウンターもその一つですね。相手の守備が揃う前に人数をかけて仕掛けるのは、今までACLを戦っているときになかった武器。そこはこれまでのフロンターレとは明らかに違います。戦い方が変わってきているので、それがしっかりハマれば、これまでのACLの失敗をなくせるのかなと思っています。

ーー18年、19年はグループステージで敗退していますが、その時とは確かにスタイルが変わってきたように感じます。

当時は、どちらかというとボールを大事につなごうとするメンバーや、特徴を持った選手が多かった。今もボールを大事にするところはありますが、縦に速かったり、前からプレスをかけて相手の陣地で奪っての素早い攻撃だったりは、今まで出場してきたACLの大会の中ではなかったプレーだと思います。プレーの幅というよりは、今の選手の質に合ったサッカーを鬼さん(鬼木達監督)が体現してくれているので、そこはACLでもうまくいけばいいなと思っています。

ーーACLの環境の難しさはどのように感じていますか?

正直、ウズベキスタンには行ったことがないので、そこまでわからないですけど、結構アウェイに行くのが好きで、グラウンドが悪くてもあまり気にせず、ナーバスになり過ぎずやれるタイプです。気にし過ぎる選手が多いと大変ですが、みんなで楽しくやれればいい方向にいけると思いますね。

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「結果で示せる集団になりたい」

ーーチームとしては最高成績がベスト8。ACLの悔しさは相当なものがあると思います。

いろいろな記事を見ても、結局国内でしか勝てないと言われ続けていて、すごく悔しい思いでいます。うちにはアジアも獲れると思っている選手がたくさんいると思いますし、鬼さんもそう考えているはずなので、今年はしっかり結果で示せる集団になりたいと思います。

ーー周りの目を変えたいと。

そうですね。日本でもタイトルを獲れない時からずっと言われてきましたが、それを払拭して成長してきているところもありますし、今の自分たちにはすごく自信があります。その想いを結果に結びつける必要があると思います。

ーー今年のフロンターレからはアジアのサッカーを引っ張るという言葉も出ています。

今年はチーム全員でACLのタイトルを獲ることを掲げてシーズンに入ったと思っています。国内で勝ち続けている自分たちが、アジアでどれだけ勝てるか。これはみんなが挑戦したいと思っているところですし、楽しみな部分でもあります。言葉にして共有しているわけではないですけど、想っていることは一緒だと思います。

ーー改めて、最後にACLでどんなサッカーを見せたいか教えてください。

やはりJリーグで見せているような攻撃的なサッカーを見せたいですね。それに鬼さんはACLでも絶対に「3点奪いに行く」と言うと思っています。やっぱり1点、2点では何が起こるかわからない。鬼さんの必ず勝ちたいという思いは、「3点」のところからブレないと思っています。選手たちもそこは意思統一されていると思いますし、一試合一試合をしっかりと戦っていきたいと思います。

文・インタビュー 林遼平

埼玉県出身の1987年生まれ。東日本大震災を機に「あとで後悔するならやりたいことはやっておこう」と憧れだったロンドンへ語学留学。2012年のロンドン五輪を現地で観戦したことで、よりスポーツの奥深さにハマることになった。帰国後、フリーランスに転身。サッカー専門新聞「エルゴラッソ」の番記者を経て、現在は様々な媒体で現場の今を伝えている。

川崎フロンターレACL日程(ウズベキスタンで集中開催)

日時対戦カード配信・放送予定
16月27日(日)1:00大邱FC HDAZN
26月30日(水)1:00北京FC ADAZN
37月2日(金)23:00ユナイテッド・シティFC HDAZN
47月5日(月)23:00ユナイテッド・シティFC ADAZN
57月9日(金)1:00大邱FC ADAZN
67月11日(日)21:00北京FC HDAZN

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