セレッソ大阪 対 浦項スティーラーズ の見どころ
ベスト8をかけた一戦となる。C大阪が相対するは韓国の浦項。今大会で初めて韓国勢と戦うC大阪は勝利を手にすることができるか注目だ。
C大阪はグループステージを無敗で乗り切った。初戦で中国の広州FCに快勝すると、そこから連勝。一度、タイのポートFCに引き分けはしたが、そのまま勝点を積み上げて4勝2分で首位通過を果たした。苦しい戦いが続きながらも、6試合で失点を2つに抑えたことがノックアウトステージ進出に大きくつながったと言っていいだろう。
その後のリーグ戦では停滞。結果が振るわず指揮官交代も決断した。ただ、小菊昭雄監督体制になってからは、5試合で3勝と結果も内容も向上。特に守備の安定に加え、得点が増えてきていることはプラスに捉えていい。さらに今夏の移籍市場では欧州からMF乾貴士がチームに復帰。さっそくリーグ戦で存在感を見せるなど、チームの躍進につながる活躍を見せている。この勢いをACLにもつなげたい。
ポイントは前線の選手たちだ。乾の加入もあってボールの出どころは増えただけに、それをゴールへと結実させる選手が必要。先日の北海道コンサドーレ札幌戦でFW大久保嘉人がゴールを決めたように、チャンスをしっかりとものにできるかが勝ち上がるための鍵となりそうだ。
一方、浦項は名古屋グランパスと同組のグループGで2位突破。名古屋には苦杯をなめたが、その他の試合でほとんど取りこぼしをせずに3勝2分1敗の成績を残した。名古屋戦でゴールを記録したFWボリス・タシチーは警戒すべき選手。相手のストライカーを抑えることで自分たちのペースに持っていきたい。
一発勝負だからこそ主導権を握るために先制点が欲しい。注目の一戦は15日18時キックオフだ。
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ラウンド16
9月14日（火）
9月15日（水）
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