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バロンドール(Ballon dO'r)歴代・最多受賞者 | 欧州・海外サッカー

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バロンドール(Ballon dO'r)歴代・最多受賞者 | 欧州・海外サッカーDAZN
サッカー界の年間世界最優秀選手に贈られるバロンドールの歴史、歴代・最多受賞者。

バロンドール

フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が創設した年間世界最優秀選手に贈られる賞。サッカー界で最も権威のあるアワードとして知られる。1956年に産声を上げ、イングランドの伝説的なドリブラーであるスタンリー・マジューズが記念すべき第1回の受賞者となった。

設立から94年までヨーロッパ出身者のみが受賞の有資格者。対象が全世界に拡大した95年、後にリベリア大統領となるジョージ・ウェアが世界ナンバー1の称号を手にしている。この偉大なFWを除き、今日まで欧州と南米を除く地域から受賞者は誕生していない。国籍別ではドイツとイタリアの各5人が最多。

2010年からFIFA(国際サッカー連盟)との共同主催となり、正式名称が「FIFAバロンドール」に変更。各国代表監督、主将、記者の約400名の投票で受賞者が決まった。16年から『フランス・フットボール』単独主催で、世界中のジャーナリストのみが投票する従来の形式に戻っている。

FIFAバロンドール時代は物議をかもす選出も。09-10シーズンのインテル3冠の立役者となったヴェスレイ・スナイデル、12-13シーズンのバイエルンでやはりトレブルの原動力となったフランク・リベリーが受賞を逃したからだ。従来の記者投票のみなら、どちらもバロンドールに輝いていた。

18年には女子バロンドールが新設。ノルウェー代表のアーダ・ヘーゲルベルグが1人目の受賞者として歴史に名を刻んでいる。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大にともなう各国リーグ中断・中止の影響などから、史上初の中止になった。

バロンドール(Ballon dO'r)はフランス語で「黄金の球」の意。受賞者にはゴールドに輝くサッカーボールを象ったトロフィーが授与される。

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歴代受賞者                               

1956選手所属クラブ
1位スタンリー・マシューズブラックプール
2位アルフレッド・ディ・ステファノレアル・マドリード
3位レイモン・コパスタッド・ランス/レアル・マドリード
1957選手所属クラブ
1位アルフレッド・ディ・ステファノレアル・マドリード
2位ビリー・ライトウォルヴァーハンプトン
3位レイモン・コパレアル・マドリード
3位ダンカン・エドワーズマンチェスター・ユナイテッド
1958選手所属クラブ
1位レイモン・コパレアル・マドリード
2位ヘルムート・ラーンロートヴァイス・エッセン
3位ジュスト・フォンテーヌスタッド・ランス
1959選手所属クラブ
1位アルフレッド・ディ・ステファノレアル・マドリード
2位レイモン・コパレアル・マドリード/スタッド・ランス
3位ジョン・チャールズユヴェントス
1960選手所属クラブ
1位ルイス・スアレスバルセロナ
2位フェレンツ・プスカシュレアル・マドリード
3位ウーヴェ・ゼーラーハンブルガーSV
1961選手所属クラブ
1位オマール・シボリユヴェントス
2位ルイス・スアレスバルセロナ/インテル
3位ジョニー・ヘインズフラム
1962選手所属クラブ
1位ヨゼフ・マソプストドゥクラ・プラハ
2位エウゼビオベンフィカ
3位カール=ハインツ・シュネリンガーケルン
1963選手所属クラブ
1位レフ・ヤシンディナモ・モスクワ
2位ルイジ・リーヴァカリアリ
3位ジミー・グリーブストッテナム
1964選手所属クラブ
1位デニス・ローマンチェスター・ユナイテッド
2位ルイス・スアレスインテル
3位アマンシオレアル・マドリード
1965選手所属クラブ
1位エウゼビオベンフィカ
2位ジャチント・ファッケッティインテル
3位ルイス・スアレスインテル
1966選手所属クラブ
1位ボビー・チャールトンマンチェスター・ユナイテッド
2位エウゼビオベンフィカ
3位フランツ・ベッケンバウアーバイエルン・ミュンヘン
1967選手所属クラブ
1位アルベルト・フローリアーンフェレンツヴァーロシュ
2位ボビー・チャールトンマンチェスター・ユナイテッド
3位ジミー・ジョンストンセルティック
1968選手所属クラブ
1位ジョージ・ベストマンチェスター・ユナイテッド
2位ボビー・チャールトンマンチェスター・ユナイテッド
3位ドラガン・ジャイッチレッドスター・ベオグラード
1969選手所属クラブ
1位ジャンニ・リヴェラミラン
2位ルイジ・リーヴァカリアリ
3位ゲルト・ミュラーバイエルン・ミュンヘン
1970選手所属クラブ
1位ゲルト・ミュラーバイエルン・ミュンヘン
2位ボビー・ムーアウェストハム・ユナイテッド
3位ルイジ・リーヴァカリアリ
1971選手所属クラブ
1位ヨハン・クライフアヤックス
2位サンドロ・マッツォーラインテル
3位ジョージ・ベストマンチェスター・ユナイテッド
1972選手所属クラブ
1位フランツ・ベッケンバウアーバイエルン・ミュンヘン
2位ゲルト・ミュラーバイエルン・ミュンヘン
3位ギュンター・ネッツァーボルシアMG
1973選手所属クラブ
1位ヨハン・クライフアヤックス/バルセロナ
2位ディノ・ゾフユヴェントス
3位ゲルト・ミュラーバイエルン・ミュンヘン
1974選手所属クラブ
1位ヨハン・クライフバルセロナ
2位フランツ・ベッケンバウアーバイエルン・ミュンヘン
3位カジミエシュ・デイナレギア・ワルシャワ
1975選手所属クラブ
1位オレグ・ブロヒンディナモ・キエフ
2位フランツ・ベッケンバウアーバイエルン・ミュンヘン
3位ヨハン・クライフバルセロナ
1976選手所属クラブ
1位フランツ・ベッケンバウアーバイエルン・ミュンヘン
2位ロブ・レンセンブリンクアンデルレヒト
3位イヴォ・ヴィクトルドゥクラ・プラハ
1977選手所属クラブ
1位アラン・シモンセンボルシアMG
2位ケビン・キーガンリヴァプール/ハンブルガーSV
3位ミシェル・プラティニナンシー
1978選手所属クラブ
1位ケビン・キーガンハンブルガーSV
2位ハンス・クランクルラピド・ウィーン/バルセロナ
3位ロブ・レンセンブリンクアンデルレヒト
1979選手所属クラブ
1位ケビン・キーガンハンブルガーSV
2位カール=ハインツ・ルンメニゲバイエルン・ミュンヘン
3位ルート・クロルアヤックス
1980選手所属クラブ
1位カール=ハインツ・ルンメニゲバイエルン・ミュンヘン
2位ベルント・シュスターケルン/バルセロナ
3位ミシェル・プラティニサンテティエンヌ
1981選手所属クラブ
1位カール=ハインツ・ルンメニゲバイエルン・ミュンヘン
2位パウル・ブライトナーバイエルン・ミュンヘン
3位ベルント・シュスターバルセロナ
1982選手所属クラブ
1位パオロ・ロッシユヴェントス
2位アラン・ジレスボルドー
3位ズビグニェフ・ボニエクヴィジェフ・ウッチ/ユヴェントス
1983選手所属クラブ
1位ミシェル・プラティニユヴェントス
2位ケニー・ダルグリッシュリヴァプール
3位アラン・シモンセンチャールトン/ヴェイレBK
1984選手所属クラブ
1位ミシェル・プラティニユヴェントス
2位ジャン・ティガナボルドー
3位プレーベン・エルケーア・ラルセンKSFCロケレン/ヴェローナ
1985選手所属クラブ
1位ミシェル・プラティニユヴェントス
2位プレーベン・エルケーア・ラルセンヴェローナ
3位ベルント・シュスターバルセロナ
1986選手所属クラブ
1位イーゴリ・ベラノフディナモ・キエフ
2位ゲーリー・リネカーエヴァートン/バルセロナ
3位エミリオ・ブトラゲーニョレアル・マドリード
1987選手所属クラブ
1位ルート・フリットPSV/ミラン
2位パウロ・フットレポルト/アトレティコ・マドリード
3位エミリオ・ブトラゲーニョレアル・マドリード
1988選手所属クラブ
1位マルコ・ファン・バステンミラン
2位ルート・フリットミラン
3位フランク・ライカールトレアル・サラゴサ/ミラン
1989選手所属クラブ
1位マルコ・ファン・バステンミラン
2位フランコ・バレージミラン
3位フランク・ライカールトミラン
1990選手所属クラブ
1位ローター・マテウスインテル
2位サルヴァトーレ・スキラッチユヴェントス
3位アンドレアス・ブレーメインテル
1991選手所属クラブ
1位ジャン=ピエール・パパンマルセイユ
2位ローター・マテウスインテル
2位ダルコ・パンチェフレッドスター・ベオグラード
2位デヤン・サビチェビッチレッドスター・ベオグラード
1992選手所属クラブ
1位マルコ・ファン・バステンミラン
2位フリスト・ストイチコフバルセロナ
3位デニス・ベルカンプアヤックス
1993選手所属クラブ
1位ロベルト・バッジョユヴェントス
2位デニス・ベルカンプアヤックス/インテル
3位エリック・カントナマンチェスター・ユナイテッド
1994選手所属クラブ
1位フリスト・ストイチコフバルセロナ
2位ロベルト・バッジョユヴェントス
3位パオロ・マルディーニミラン
1995選手所属クラブ
1位ジョージ・ウェアPSG/ミラン
2位ユルゲン・クリンスマントッテナム/バイエルン・ミュンヘン
3位ヤリ・リトマネンアヤックス
1996選手所属クラブ
1位マティアス・ザマードルトムント
2位ロナウドPSV/バルセロナ
3位アラン・シアラーブラックバーン/ニューカッスル
1997選手所属クラブ
1位ロナウドバルセロナ/インテル
2位プレドラグ・ミヤトヴィッチレアル・マドリード
3位ジネディーヌ・ジダンユヴェントス
1998選手所属クラブ
1位ジネディーヌ・ジダンユヴェントス
2位ダヴォール・シューケルレアル・マドリード
3位ロナウドインテル
1999選手所属クラブ
1位リバウドバルセロナ
2位デイヴィッド・ベッカムマンチェスター・ユナイテッド
3位アンドリー・シェフチェンコディナモ・キエフ/ミラン
2000選手所属クラブ
1位ルイス・フィーゴバルセロナ/レアル・マドリード
2位ジネディーヌ・ジダンユヴェントス
3位アンドリー・シェフチェンコミラン
2001選手所属クラブ
1位マイケル・オーウェンリヴァプール
2位ラウル・ゴンサレスレアル・マドリード
3位オリヴァー・カーンバイエルン・ミュンヘン
2002選手所属クラブ
1位ロナウドインテル/レアル・マドリード
2位ロベルト・カルロスレアル・マドリード
3位オリヴァー・カーンバイエルン・ミュンヘン
2003選手所属クラブ
1位パベル・ネドベドユヴェントス
2位ティエリ・アンリアーセナル
3位パオロ・マルディーニミラン
2004選手所属クラブ
1位アンドリー・シェフチェンコミラン
2位デコポルト/バルセロナ
3位ロナウジーニョバルセロナ
2005選手所属クラブ
1位ロナウジーニョバルセロナ
2位フランク・ランパードチェルシー
3位スティーヴン・ジェラードリヴァプール
2006選手所属クラブ
1位ファビオ・カンナヴァーロユヴェントス/レアル・マドリード
2位ジャンルイジ・ブッフォンユヴェントス
3位ティエリ・アンリアーセナル
2007選手所属クラブ
1位カカミラン
2位クリスティアーノ・ロナウドマンチェスター・ユナイテッド
3位リオネル・メッシバルセロナ
2008選手所属クラブ
1位クリスティアーノ・ロナウドマンチェスター・ユナイテッド
2位リオネル・メッシバルセロナ
3位フェルナンド・トーレスリヴァプール
2009選手所属クラブ
1位リオネル・メッシバルセロナ
2位クリスティアーノ・ロナウドマンチェスター・ユナイテッド /レアル・マドリード
3位シャビバルセロナ
2010選手所属クラブ
1位リオネル・メッシバルセロナ
2位アンドレス・イニエスタバルセロナ
3位シャビバルセロナ
2011選手所属クラブ
1位リオネル・メッシバルセロナ
2位クリスティアーノ・ロナウドレアル・マドリード
3位シャビバルセロナ
2012選手所属クラブ
1位リオネル・メッシバルセロナ
2位クリスティアーノ・ロナウドレアル・マドリード
3位アンドレス・イニエスタバルセロナ
2013選手所属クラブ
1位クリスティアーノ・ロナウドレアル・マドリード
2位リオネル・メッシバルセロナ
3位フランク・リベリバイエルン・ミュンヘン
2014選手所属クラブ
1位クリスティアーノ・ロナウドレアル・マドリード
2位リオネル・メッシバルセロナ
3位マヌエル・ノイアーバイエルン・ミュンヘン
2015選手所属クラブ
1位リオネル・メッシバルセロナ
2位クリスティアーノ・ロナウドレアル・マドリード
3位ネイマールバルセロナ
2016選手所属クラブ
1位クリスティアーノ・ロナウドレアル・マドリード
2位リオネル・メッシバルセロナ
3位アントワーヌ・グリーズマンアトレティコ・マドリード
2017選手所属クラブ
1位クリスティアーノ・ロナウドレアル・マドリード
2位リオネル・メッシバルセロナ
3位ネイマールPSG
2018選手所属クラブ
1位ルカ・モドリッチレアル・マドリード
2位クリスティアーノ・ロナウドレアル・マドリード/ユヴェントス
3位アントワーヌ・グリーズマンアトレティコ・マドリード
2019選手所属クラブ
1位リオネル・メッシバルセロナ
2位フィルジル・ファン・ダイクリヴァプール
3位クリスティアーノ・ロナウドユヴェントス
2020選手所属クラブ
 COVID-19の影響により選出なし 

受賞回数

6回 リオネル・メッシ(アルゼンチン)

2019-12-07-messi-barcelona

歴代最多は6度受賞のメッシ。2007年に弱冠20歳で初のトップ3入りを果たすと、08年に2位、そして09年にバロンドールを手中に収めた。この初受賞から前人未到の4連覇を成し遂げ、15年、19年も戴冠。07年以降、トップ3から漏れたのはわずかに1回(18年)と、文字通り世界の最高峰に君臨しつづけている。

5回 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)

2017-12-09-ronaldo-real-madrid

偉大なレフティと同じ時代を彩るクリスティアーノ・ロナウドが歴代2位の5回受賞。08年にポルトガル人としては65年のエウゼビオ、2000年のルイス・フィーゴ以来3人目となるバロンドール受賞者となり、13年にはメッシの5連覇を阻んだ。惜しくも2位となった回数はメッシを上回る最多の6回だ。

3回 ミシェル・プラティニ(フランス)

2019-12-02-platini

83年から当時の記録となる3年連続受賞の快挙を達成したフランスの「将軍」。華麗なテクニックや正確無比のFK、卓越したゲームメイク力で観衆の目を釘付けにし、自国開催だったUEFA EURO1984では大量9ゴールで得点王に輝き、母国に初のメジャータイトルをもたらした。

3回 ヨハン・クライフ(オランダ)

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オランダが生んだ「不世出の天才」は60~70年代に世界を席巻。アヤックスとオランダ代表で「トータルフットボール」の旗手としてファンを魅了し、71、73、74年にバロンドールを手に入れている。70-71シーズンからチャンピオンズカップ(現CL)3連覇を達成した。

3回 マルコ・ファン・バステン(オランダ)

2021-01-15-van-basten-milan

歴代最高のストライカーの1人と称される“聖マルコ”が輝いたのは80年代後半から90年代初頭にかけて。EURO1988でオランダ初優勝の立役者となり、ソ連との決勝で決めた伝説のボレーは今なお語り草になっている。フリット、ライカールトと「オランダ・トリオ」を形成したミランでも躍動。

選手受賞2位3位
リオネル・メッシ651
クリスティアーノ・ロナウド561
ミシェル・プラティニ302
ヨハン・クライフ301
マルコ・ファン・バステン300
フランツ・ベッケンバウアー221
ロナウド211
アルフレッド・ディ・ステファノ210
ケビン・キーガン210
カール=ハインツ・ルンメニゲ210
ルイス・スアレス121
エウゼビオ120
ボビー・チャールトン120
レイモン・コパ112
ゲルト・ミュラー112
ジネディーヌ・ジダン111
ジャンニ・リベラ110
ルート・フリット110
ローター・マテウス110
ロベルト・バッジョ110
フリスト・ストイチコフ110
アンドリー・シェフチェンコ102
ジョージ・ベスト101
アラン・シモンセン101
ロナウジーニョ101

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