アトレティコ・デ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は、自身の哲学であるパルティード・ア・パルティード(試合から試合へ、一試合ずつ)に絶対的に忠実だ。
18日にチャンピオンズリーグ準々決勝組み合わせ抽選会が行われ、決勝トーナメント1回戦でマンチェスター・ユナイテッドを破ったアトレティコはマンチェスター・シティとの対戦が決定。シメオネ監督は同日にラ・リーガ第29節、敵地バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦前日会見が行われたが、やはりシティとの対戦についての質問が集中した。
しかしながらシメオネ監督は、現時点でシティついては考えていないことを強調。ラージョ戦だけに集中していることを説いた。
「私はグアルディオラのことを称賛している。難しい対戦だが、その試合に取り組むのはまだ先だ。今、私たちはラージョとの一戦に焦点を当てている。そのことしか考えていない」
「私にチャンピオンズ抽選会について話させようとしているが、もちろんそれは理解できることだ。しかし、私たちはラージョ戦に集中しているんだよ。ラージョについての質問を歓迎させてもらうよ」
その要求通り、アンドニ・イラオラ監督率いるラージョについて問われたシメオネ監督は、次のような見解を示している。
「厳しく、難しい試合になる。彼らはホームで強いチームだ」
「彼らのプレーリズムは高く、スピードがある。何よりもサイドハーフ、サイドバックを生かした攻撃は目まいを感じさせるほどだ。彼らに打撃を与えられると思えるような状況に試合を持っていきたいね」
シメオネ監督はその一方で、負傷明けのMFコケについても言及。アトレティコ主将は現在、そのパフォーマンスがまったく冴えていないと批判を浴びている。
「一クラブにこれだけ長い間いれば様々な時期を経験することになる。それに負傷をすれば、最高のレベルに戻るまで、ある程度の時間が必要になるんだ。彼は私たちにとって、本当に大切な存在なんだよ」
関連記事
● 久保建英のレアル・マドリード復帰に新たな見解「十分に可能性ある。アセンシオやロドリゴと遜色ないどころか…」
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。