2013年にサンパウロのトップチームに昇格したDFジエゴ・カルロスは、母国ブラジルでは活躍の場を与えられず。プロとしての本格的なスタートを切ったのはポルトガルに移ってからだった。
2014年夏にエストリルに完全移籍すると、直後にレンタルで名門ポルトに加わる。ポルトでのプレーはBチームが主戦場かつ2014-15シーズンのみとなったが、そこでは後にセビージャで再会することになる当時のトップチーム指揮官ジュレン・ロペテギ監督の指導を受けた。
その後、2016年夏に移籍したナントで才能が開花。チームの中心選手としてリーグ・アン屈指のディフェンダーとの評価を受けるようになる。そして2019年夏、ロペテギ監督の就任と同時にセビージャに完全移籍。初シーズンからポテンシャルを発揮し、欧州サッカー連盟（UEFA）選定のラ・リーガベストイレブンに名を連ねた。
プレースタイル
バルセロナやリヴァプールなどからの関心が囁かれる遅咲きのセンターバック、ジエゴ・カルロス。身長185cmと決して大柄ではないが、空中戦でも地上でのぶつかり合いでも身体の芯の強さと危機察知能力でまったく遅れをとることはない。
足元の上手さも特徴的であり、ボランチへのショートパスやウイングへのロングフィードで攻撃の組み立てにも参加。欠点が極めて少なく、最もメガクラブ行きが近いとされるディフェンダーの1人だ。
プロフィール・経歴
ジエゴ・カルロス／Diego Carlos
1993年3月15日生まれ 185cm・79kg 利き足：右
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2013 | サンパウロ | 0試合・0得点 |
| 2014 | パウリスタ | 0試合・0得点 |
| 2014 | マドゥレイラ | 2試合・0得点 |
| 2014-15 | ポルト | 0試合・0得点 |
| 2015-16 | エストリル | 31試合・2得点 |
| 2016-17 | ナント | 34試合・2得点 |
| 2017-18 | ナント | 28試合・1得点 |
| 2018-19 | ナント | 35試合・1得点 |
| 2019-20 | セビージャ | 35試合・2得点 |
| 2020-21 | セビージャ | 20試合・0得点 |
※成績は国内リーグ（2021年2月16日現在）
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