バルセロナが負傷離脱したDFロナル・アラウホの代役獲得を検討しているという。スペイン『スポルト』が報じた。
5日のコパ・デル・レイ、リナレス戦(2-1勝利)で負傷したアラウホは、第2~3中手骨骨折で手術を受けることに。数カ月間の戦線離脱を強いられる可能性が指摘される。
これを受けたバルセロナは、この冬の移籍市場でアラウホの代役となるセンターバック獲得を検討し始め、2つの可能性を考慮しているという。一つは実現が容易なレンタルでの獲得によってアラウホ復帰までの時間を稼ぐことで、また一つは今夏の市場で予定していた完全移籍でのセンターバック獲得を早めることのようだ。今夏でのCB獲得では、ユヴェントスのマティアス・デ・リフトなどが獲得候補として報じられているが、しかし財政面的な問題により同選手を引き入れることは至難の業となりそうだ。
バルセロナはこの冬にサミュエル・ユムティティに退団の可能性があり、実際にそうなる場合にはセンターバックがジェラール・ピケ、エリック・ガルシア、クレマン・ラングレ、オスカル・ミンゲサ(サイドバックでの起用多い)だけとなる。チャビ・エルナンデス監督は3CBのシステムも頻繁に使用しているために、アラウホ離脱はかなりの痛手のようだ。
なお『スポルト』は、バルセロナが財政的事情によって、この冬に希望する全オペレーションを実現できないことも強調。最優先は9番の獲得であるようだが、しかし「この冬の市場は長く、現時点ではどんな可能性も否定することはできない」とも記している。
関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。