レアル・マドリードDFエデル・ミリトンは、今季自身が見せた活躍ぶりに胸を張った。
DFセルヒオ・ラモス＆DFラファエル・ヴァランが退団してレギュラーの座をつかんだミリトンは、それまでにも垣間見せていたその抜群の身体能力を生かした守備でもって活躍。ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ二冠に大きく貢献している。
スペイン『マルカ』とのインタビューに応じたブラジル代表DFは自信あふれる口ぶりで、S・ラモス＆ヴァラン退団をチャンスと捉えて、それを生かし切ったとの考えを述べている。
「2人が退団したとき、人々は彼らがこのクラブでつくり上げた歴史について声高に語っていた。だけど僕にしてみれば、自分の番が回ってきたことを意味していたわけだ。ファン、ひいては世界中の人たちに向けて、僕のことも戦力に加えられるって示すためのね。皆にそのことを見せつけられたし、自分がレアル・マドリーにいる理由を示すことができた」
レアル・マドリードはポルトに移籍金5000万ユーロを支払ってミリトンを獲得。クラブ史上最高額のセンターバックであることも正当化できたかと問われた同選手は、こう返した。
「ああ、しっかりとそう示したよ。入団時には自分の前に、長年一緒にプレーしてきたあんなセンターバック2人が存在していたから、うまくはいかなかった。でも今は、自分の加入した意味をちゃんと示せている」
ミリトンは昨夏の移籍史上で加入したDFダヴィド・アラバと、鉄壁のセンターバックコンビを形成している。
「僕たちはすぐに通じ合うことができた。まるで、ずっと前から一緒にプレーしてきたかのように。彼はいつもモチベーションにあふれていて、とても良いエネルギーを発しているんだ。世界最高のセンターバックコンビか？ 勝ち取ったものを考えてみれば、そうなるだろう」
その一方で、カルロ・アンチェロッティ監督がどういった人物かを問われると、親しみやすさを強調している。
「素晴らしい監督だ。僕たちのことを助けてくれるだけでなく、選手たちの決断を尊重してくれる。監督とは日々、何度となく話しているよ。彼は本当に面白い人で、僕たちとしっかりつながっている。彼のほか、チームスタッフも素晴らしい人たちだ」
「決断の尊重について？ 例えばシティ戦で、アンチェロッティはマルセロの意見に耳を傾けていた。オープンな人なのさ」
最後に、選手としてさらなる進化を果たすために必要なことを問われたミリトンは、こう返している。
「毎日の、日々の努力だ。僕は世界最高のセンターバックの一人になりたい。だから日々の努力、練習が必要なのさ」
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