世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスは、日を追うごとにフットボール界にも影響をもたらしている。3日、スペイン保健省のサルバドール・イリャ大臣の会見で「リスクのある地域で行われるスポーツイベントは無観客で行われる」と発表したことで、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16(決勝トーナメント1回戦)第2戦のバレンシア対アタランタなど、欧州のコンペティション2試合の無観客試合が決まった。
様々なスポーツに影響をもたらしている新型コロナウイルスが、ついにCLにも波及した。現在、イタリアを中心にドイツやスペイン、フランスなど欧州でも感染者が急増する中、先日にはドイツ・ブンデスリーガのライプツィヒが日本人サポーター団体を強制退場させたことも大きな話題に。また無観客試合や試合が延期になるなど、その影響は色濃く出始めている。
そういった状況を踏まえ、スペイン保健省のイリャ大臣は会見で「リスクのある地域で行われるスポーツイベントは無観客で行われる」と発表。今後2週間にわたってスペイン国内一部地域で行われるイベントを無観客とすることを明かした。
この発表によって10日に開催されるCLラウンド16第2戦バレンシア対アタランタ、19日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16第2戦ヘタフェ対インテルの試合が無観客試合で行われることが決定。両試合ともに感染者が急増しているイタリアのチームの試合とあって、感染の広がりを懸念して今回の措置を取ったことになる。新型コロナウイルスの影響はどこまで広がってしまうのだろうか。
なお、無観客試合が決まったCLラウンド16第2戦バレンシア対アタランタ、ELラウンド16第2戦ヘタフェ対インテルのいずれの試合もDAZN(ダゾーン)ではライブ配信される予定となっている。
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。