アトレティコ・デ・マドリードFWジョアン・フェリックスは、同クラブで自身が成長していることを実感しているようだ。
2019年夏、移籍金1億2000万ユーロでベンフィカからアトレティコへと渡ったJ・フェリックス。アメリカ『ザ・アスレティック』とのインタビューに応じたポルトガル代表FWは、加入3シーズン目となるディエゴ・シメオネ監督のチームで学んでいることについて、次のように語った。
「ここでは、ほかの場所では学ぶのが難しいことを習得している。例えば、守備の仕方とかね。その部分はずいぶんと良くなったと思う。それとボールを受けて反転し、前へ進むことも覚えたよ。それが最も大切なことだ」
J・フェリックスは昨季序盤、アトレティコで本格的ブレイクを果たすかと思われたが、その後に存在感を失っていった。その理由は何だったのだろうか。
「難しいシーズンだった。最初は良かったけど負傷してしまい、それから6カ月間は足の骨が壊れている状態でプレーしていたんだ。人々はそのことを知らなかった。(EURO2020終了後に)手術をしたことだけしか把握していなかったんだよ。ああした状態でプレーするのは僕の判断で、とても難しいことだったけど、チームの一員とは感じられたね」
昨季ラ・リーガ優勝を果たしたアトレティコだが、今季は一転してシメオネ政権下で最も低調な日々を送っている。
「なぜかって? 知らないよ。多くの理由があるだろうし、一つだけ話しても意味はない。僕たちは何が起こっているのかを知っているけど、そのことについては話したくない」
J・フェリックスはその一方で、自身が称賛している選手たちについて問われると、こう返答した。
「カカー、クリスティアーノ、メッシのプレーを見るのが好きだったね。それとネイマールもだ。彼のプレー、ドリブル突破の仕方、ボールとともに楽しむ姿は素晴らしい」
アトレティコ内では、FWマテウス・クーニャとのプレーを歓迎している様子だ。
「マテウスとのプレーは最高だ。彼はブラジル人で、ボールタッチがまた異なる質感なんだよ。自分たちのピッチ内外における化学反応はとても、とても良い。彼は今後数年で、世界最高の9番の一人になるだろう」
そして自身の目標について問われたJ・フェリックスは、一選手が描くことのできる最大限の夢を語っている。
なお、J・フェリックスが不調アトレティコについて「僕たちは何が起こっているのかを知っているけど、そのことについては話したくない」と語ったことについては、同クラブのサポーターを中心にして大きな話題となっている。発言の真意が気になるところだ。
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