アルゼンチン出身のフォイスは、名門エストゥディアンテスの下部組織出身。2017年3月にトップチームデビューを果たした。デビューシーズンでリーグ戦7試合に出場すると、2017年夏にはトッテナムへと移籍。2022年までの契約で、移籍金は1300万ユーロ（約16億3000万円）と報じられた。
1年目は出場機会に恵まれなかったが、2年目の2018-19シーズンはチャンピオンズリーグ2試合に出場するなど、公式戦17試合に出場。プレミアリーグで初ゴールもマークした。
しかし、2019-20シーズンは度重なる負傷もあり、公式戦7試合の出場にとどまった。ヤン・フェルトンゲンが退団した2020-21シーズンは出場機会の増加が期待されたが、ビジャレアルへのレンタル移籍が決定。スペインで1シーズン武者修行を積む運びとなった。
アルゼンチン代表には、2017年9月に初招集。2019年にはコパ・アメリカのメンバーに選出され、4試合に出場と貴重な経験を積んだ。
プレースタイル
元々は攻撃的MFで、プロ駆け出しの頃にDFに転向。現在の本職はCBで、右サイドバックでの起用にも応える。アルゼンチン代表では右サイドバックが主戦場だ。
上背はないものの、アルゼンチン人らしいタフなマークを得意としており、対人戦で強さを発揮。粘り強い守備と、ときにハードなタックルで相手選手からボールを刈り取る。
また、ボールを運ぶ能力が高く、現代DFとして水準以上のドリブルやパスの技術を備える。今後、トアルゼンチン代表の主力を担う存在となっていくことだろう。
動画：プレー集
プロフィール・経歴
フアン・マルコス・フォイス／Juan Marcos Foyth
1998年1月12日生まれ 179cm・69kg 利き足：右
| シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
|---|---|---|
| 2016-17 | エストゥディアンテス | 7試合・0得点 |
| 2017-18 | トッテナム | 0試合・0得点 |
| 2018-19 | トッテナム | 12試合・1得点 |
| 2019-20 | トッテナム | 4試合・0得点 |
| 2020-21 | ビジャレアル | 6試合・0得点 |
※成績は国内リーグ（2021年2月4日現在）
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