スペイン・オンダロア生まれのスペイン代表DFイニゴ・マルティネスは、地元クラブでサッカーを始めたが、すぐに才能を輝かせて名門レアル・ソシエダの下部組織へと移る。トップチームデビューは2011年8月のスポルティング・ヒホン戦となり、いきなりフル出場を果たした。
また、スペインのフル代表で11キャップを刻み、一時はセルヒオ・ラモスの新相棒として有力候補と見なされていたI・マルティネスは、各世代の代表にも選出。2012年夏のロンドンオリンピックではU-23日本代表と対戦し、再三の脅威をもたらした永井謙佑を倒してレッドカードを受けた苦い経験も持つ。
クラブで出場を続ける中でリーグトップクラスの実力を磨いたが、2018年1月にライバルのアスレティック・ビルバオに電撃移籍する。この“禁断の移籍”は数多くの批判を生み、シーズン途中の加入となった2017-18シーズンは当人のプレーにも苦戦が見られたが、その後は本来の輝きを取り戻している。
プレースタイル
レフティのイニゴ・マルティネスはチーム状況によって左SBとして出場することも可能だが、主に左CBとしてプレー。身長182cmでそれほど体格が強靭ではなく、パワーの不足が指摘されることはあるものの、その反面で足元の技術は抜群だ。中盤の選手のようなテクニックを備えており、華麗に相手FWからボールをかっさらう。攻撃の始点としての戦術眼も備えており、どのチームでも要の役割をこなせる選手だ。
プロフィール・経歴
イニゴ・マルティネス/Iñigo Martínez
1991年5月17日生まれ 182cm・77kg 利き足:左
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
---|---|---|
2011-12 | レアル・ソシエダ | 26試合・3得点 |
2012-13 | レアル・ソシエダ | 35試合・4得点 |
2013-14 | レアル・ソシエダ | 34試合・2得点 |
2014-15 | レアル・ソシエダ | 34試合・2得点 |
2015-16 | レアル・ソシエダ | 30試合・1得点 |
2016-17 | レアル・ソシエダ | 34試合・3得点 |
2017-18 | レアル・ソシエダ | 12試合・1得点 |
2017-18 | アスレティック・ビルバオ | 16試合・0得点 |
2018-19 | アスレティック・ビルバオ | 33試合・0得点 |
2019-20 | アスレティック・ビルバオ | 33試合・1得点 |
2020-21 | アスレティック・ビルバオ | 3試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2020年10月13日現在)
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