ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋を取り巻く状況が、移籍市場において複雑になっているようだ。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が報じた。
2019-20シーズンからボローニャで2シーズンを過ごし、複数の守備的なポジションで評価を高めた冨安。2020年夏にはミランからの関心が報じられ、2021年夏にはトッテナムなどが熱視線を送っていると伝えられた。
とはいえ、『コリエレ・デロ・スポルト』はボローニャが冨安の移籍金として要求する額が障壁となって他クラブとの交渉が成立していない点を指摘。むしろ同僚FWリッカルド・オルソリーニが移籍する可能性があるとした。
さらに、どちらかが移籍した場合、どちらかが残留するだろうとの見込みも。ボローニャを率いるシニシャ・ミハイロヴィッチ監督からすれば、チーム内でより選択肢の少ない右サイドバックを務めることができる冨安が残る方が好ましいと推察した。
また、ボローニャはオーステンドDFアルトゥール・テアテの獲得に関心を示しているが、その取引を成立させるためには冨安の移籍が前提条件だとされてきた。しかし、ボローニャDFステファノ・デンスヴィルがベシクタシュに移籍する可能性があり、そのオペレーションが遂行されれば冨安が残留したとしてもテアテを獲得しに動けるようだ。
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