横浜F・マリノスは25日、日本代表DF岩田智輝が大分トリニータから完全移籍加入することを発表した。
1997年生まれの岩田は、U-15年代から大分の育成組織に在籍して2015年にトップチームデビュー。2016年にはJ3リーグ降格も経験した同クラブだが、そこから昇格を繰り返して2019年にはJ1リーグにまでたどり着いた。
プロデビューから大分でのプレーを続けていた岩田は、初のJ1挑戦となった2019年にも主力の1人としてプレーし、日本代表にも選出。今シーズンは、明治安田生命J1リーグ30試合で2ゴールを記録している。
横浜FMに完全移籍加入することとなった岩田は、クラブ公式サイトを通じて「移籍は初めてで不安な気持ちとワクワクする気持ちがありますが、横浜F・マリノスのために、常に全力で頑張りたいと思います!よろしくお願いします」とコメント。大分に向けては以下のように伝えた。
「小さい時からずっと大分で育ち、大分を離れるのは凄く寂しいです。小さい時からトリニータを見て来ました。初めて小学生の時にトリニータのJ1での試合を観戦し、あのピッチでサッカーがしたいと思い、プロになりピッチに立った時は凄く嬉しかったです。トップチームに昇格できたのも、今までご指導して下さった指導者の方々のおかげです。ありがとうございました」
「トリニータでの思い出はたくさんあります。J3優勝やJ1昇格、初のA代表など色々な経験をさせてもらいました。2種登録でJ2を戦ったシーズン、J3に落ちる瞬間のサポーターの皆さんの姿を見て、絶対に嬉し涙・笑顔・感動をこれからは増やしていこう!と思い、今まで戦ってきました。降格したJ3でもサポーターの方々は温かく熱い応援をずっとしてくれていました。そんなサポーター、スポンサー、応援して下さる方々のためにも絶対にJ1にトリニータを戻そうと思っていました」
「常に変わらず応援して下さるサポーター、スポンサーの方々、そして社長、西山GМ、片野坂監督、コーチ、トレーナー、チームスタッフ、フロントスタッフ、J3から今までトリニータに在籍した全ての選手のおかげで、今のトリニータがあり、今の自分があると思っています。感謝しかありません。先輩方が優しく厳しく常に良い雰囲気を作ってくれた、トリニータの雰囲気が大好きです!!」
「最後に、トリニータから海外というのが僕の目標でした。しかし自分の力不足で叶える事ができなくて、ユースの目標になる事、大分のサッカー少年達に夢を与える事ができず悔しいです。それでも、これからもっと活躍してみんなの目標になれるよう頑張っていきたいと思います」
「大分で過ごした日々は宝物です!トリニータ最高です、大分最高です、大好きです!ありがとうございました!!!!」
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