長友は明大を卒業後、2008年からFC東京でプロキャリアをスタート。11年にセリエAのチェゼーナに移籍すると、翌年に強豪インテルに加入。インテルでは錚々たるメンバーの中で主力としてプレーした。その後、トルコやフランスなどで過ごし、今回、日本代表としても歴代2位の国際Aマッチ127試合出場を果たす男が11年ぶりの日本復帰を選択した。
加入発表の日は「偶然」にも35歳の誕生日に。このことについては「最高の日を選びました」と笑った。
改めてFC東京への移籍の決断理由を聞かれた長友は「国外、国内含めて、話をいただいたチームもあった」と語りつつ、自身の思いを明かした。
「その中でも僕の愛するクラブであるFC東京から正式にオファーをいただき、熱意や今後のビジョンに心を動かされた。このクラブに戻って力になりたいと思いました」
かつてFC東京を去る際、長友は「世界一のサイドバックとして再び青赤のユニフォームを着て、このピッチに帰ってきます」と語っていた。そして再び青赤のユニフォームに袖を通すことになったことに対し、「正直、有言実行ではない。まだ追ってます。世界一のサイドバックになれていない。ここでパフォーマンスを見せて、来年のワールドカップで活躍してなりたいと思っている。まだまだモチベーションは高い」とさらなる成長を誓っている。
欧州で様々な経験をしてきた中で、チームに対して「イタリア、トルコ、フランスと11年間たくさんの経験をさせてもらった。その経験や自分が培ってきたものを還元したい」と述べた長友。加えて「世界基準のフットボール、メンタリティ、準備力を後輩たちに伝えられる」と語り、若手の成長を促す役割も担いたいと口にした。
「全てはピッチの上で示さないといけない。青赤のユニフォームを着たからにはピッチで最高のパフォーマンスを見せてサポーターを喜ばせたい」と意気込む長友。「花の都はビッグクラブではないといけない」と強調した背番号50は、11年ぶりに復帰したチームにどんなものをもたらすのか注目だ。
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