試合の概要
王者バイエルン・ミュンヘンが早期敗退へと追い込まれたDFBポカール。準々決勝では2部レーゲンスブルクと1部ブレーメンが対戦する。8日1時30分キックオフの一戦はどのようなものとなるだろうか。
ヤーン・レーゲンスブルク(2部14位 | 勝点31 | 7勝10分け9敗 | 28得点33失点)
2部クラブながらここまで躍進を遂げてきたヤーン・レーゲンスブルク。しかし、リーグ戦では不振に陥っており、昇格争いはおろか残留争いを強いられているのが現状だ。
リーグ戦ではここ3試合勝利がなく、難しい状態でDFBポカール準々決勝を迎える。他方、ポカールでは粘り強い戦いを見せてきているのも見逃せない。いくらか対戦相手に恵まれた運はあるにせよ、3試合連続PK戦の末に勝利。3回戦のケルン戦でも2点リードを許しながら、追いついてみせた。
ブレーメン戦でも簡単な戦いにはならないだろうが、格上を相手に苦しめたいところだ。
注目選手:アレクサンダー・メイヤー
ポカール3試合でいずれもPKストップを見せ、決定的な活躍を見せてきたメイヤー。大柄でオールドタイプのGKだが、波に乗れば、ビッグセーブを見せられる選手だ。
これまでコットブスやシュトゥットガルトなどに在籍してきたが、ブンデスリーガ1部での試合出場経験はなし。ブレーメンとの大一番で自身の価値を証明したいところだ。
予想スタメン(4-2-3-1)
- GK:メイヤー
- DF:サラー、パリオニス、エルベディ、ベステ
- MF:ギンバー、ベズーフクロウ、ゲオルゲ、シュトルツェ、オット
- FW:アルバース
ブレーメン(1部13位 | 勝点30 | 7勝9分け11敗 | 31得点29失点)
ブンデスリーガでは今季も苦しい戦いが続くブレーメン。リーグ戦では現在3連敗中となっている。
加えて、負傷者も少なくない。ルカ・プログマン、ミロシュ・ヴェリコヴィッチ、ニック・ヴォルトマイドは欠場が決定的だ。一方で、チーム最多得点をマークしているジョシュ・サージェントは直近のシュトゥットガルト戦を出場停止で欠場したが、レーゲンスブルク戦では帰ってくる見込みだ。
また、代表戦では好プレーを見せた大迫勇也にも注目したいところ。直近の一戦では73分からの出番となったが、どれほどチャンスを与えられるだろうか。
注目選手:ジョシュ・サージェント
直近のシュトゥットガルト戦は出場停止だったサージェント。5得点はチーム最多タイのゴール数となっている。
加えて、ここまでのポカール3試合で2ゴール1アシストを記録。すべての試合でゴールに関与している。大迫同様、器用な側面も持つため、サイドやセカンドトップとしても起用されるが、本職はセンターフォワード。最前線での仕事に専念させれば、ゴールという結果を残すポテンシャルはあるだけに、レーゲンスブルク戦もボックス内での働きに期待だ。
予想スタメン(3-5-2)
- GK:パヴレンカ
- DF:モイサンデル、トプラク、グロス
- MF:ゲブレ=セラシエ、エッゲシュタイン、メーヴァルト、ビッテンコート、アグー
- FW:サージェント、ラシツァ
放送・配信予定
- 配信:DAZN
- キックオフ:2021年4月8日(木)日本時間1:30
- 会場:ヤーンシュターディオン・レーゲンスブルク
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。