バルセロナは18日にラ・リーガ第32節、本拠地カンプ・ノウでのカディス戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、ここ最近チームが調子を落としている状況でも、もちろんプレースタイルの変更を拒絶している。
ラ・リーガでは怒涛の7連勝を果たしながらも、ここ最近のセビージャ戦(1-0)、レバンテ戦(3-2)では苦しい戦いを強いられ、さらにヨーロッパリーグ準々決勝ではフランクフルトに2試合合計4-3で敗れたバルセロナ。とりわけフランクフルト戦では、ポゼッションスタイルのフットボールが優位性を生み出すよりも堅守速攻の餌食となっていた。
こうした状況によって、プレースタイルを変更する考えもあるのか問われたチャビ監督だが、その答えは決まり切っているものだった。バルセロナの下部組織出身の彼にとって、やはりスタイルに交渉の余地はなかった。
「私たちはこのスタイルで5つのチャンピオンズを勝ち取った。ヨハン・クライフが根付かせたこのスタイルは、私たちに素晴らしい成功をもたらしたんだ。このスタイルを信じなくてはならない」
「もちろん、私たちのプレーは改善しなくてはならない。が、スタイル自体を変えるは必要なんてないんだ。このスタイルを信じて、修正を施し、より良いものにすればいいだけのことだ。1試合や1タイトルを失ったことを理由にして、DNA自体を変える必要はないんだよ」
「私たちは、現在のプレーモデルをより確固たるものにしなくてはならない。そのためには時間と落ち着きと、より競争的になることが必要だ。私たちは成長し続けなければ。このプロジェクトに着手したのは11月で、まだまだ時間が必要だ。発芽自体は、もう目にできた。ここから、さらに良くしていかないとね」
チャビ監督はその一方で、フランクフルト戦の前半に大腿二頭筋の肉離れに苦しみ、今季中の復帰が難しいとも報じられるMFペドリに言及した。
「彼はその負傷の影響を受けている。彼にとっても、チームの全員にとっても辛いことだ。復帰時期は治癒する時間に依存する。私たちは彼を元気付けなければならないが、しかし彼自身もポジティブではあるよ」
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