2022-23シーズン、MF久保建英がついにレアル・マドリードの選手としてプレーするのかもしれない。
レアル加入後3シーズン連続でレンタル移籍している久保だが、いよいよ来季、白いユニフォームに袖を通す可能性が浮上している。スペイン『アス』電子版は23日、レアルがレンタル中の選手を来季どう扱うかについての展望記事を公開し、久保についても言及した。
レアルは現在、MFブライム・ディアス(ミラン)、DFアルバロ・オドリオソラ(フィオレンティーナ)、久保(マジョルカ)、FWボルハ・マジョラル(ヘタフェ)、MFヘイニエル(ボルシア・ドルトムント)と5選手を貸し出しており、2年レンタルのブライム以外は今夏クラブに戻ることになる。その中でフィオレンティーナで活躍中のオドリオソラがそのまま残るのは確実とされており、そして、次に可能性があるのが久保であるという。日本人MFはEU圏外枠の問題が解消されれば、レアルでプレーできるようだ。『アス』は、次のように記している。
「久保はトップチームの一員になることを望み、クラブも前向きに考えている。しかし、そのためにはヴィニシウスがスペイン国籍を取得することが必要だ(手続きは遅れているが、夏には終わってなくてはならない)。そうなればヴィニ、ロドリゴ、ミリトンで3枠が占められているEU圏外枠に1つ空きができることになる。彼らの内一人が国籍を取得しなければ、久保が白いユニフォームを着ることはない。だがパンデミックで遅れることになった問題(二重国籍取得手続きの遅延)が、今季には起こらないと考えられている」
つまりレアルに所属するブラジル人3選手の内一人、とりわけヴィニシウスがスペイン国籍を取得すれば、久保はレアルにとどまることになるようだ。果たして来季、サンティアゴ・ベルナベウをホームスタジアムとする日本人が誕生するのだろうか……。なおレンタル中の残りの2選手について、マジョラルはレアルがFWアーリング・ハーランドを獲得するかどうかで扱いが変わり、ドルトムントで出番のないヘイニエルは、また違うクラブにレンタル移籍することが確実になっているとのことだ。
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