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レアル、今夏の移籍市場でベイル放出へ。高年俸や出場機会減少、EU圏外枠がポイントに

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レアル、今夏の移籍市場でベイル放出へ。高年俸や出場機会減少、EU圏外枠がポイントにDAZN

スペインの強豪レアル・マドリードは、今夏の移籍市場における第一の目標としてウェールズ代表FWギャレス・ベイルの放出を考えているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

サウサンプトンでプロデビューを果たしたベイルは、トッテナムで名を上げて13年にレアルへと移籍。クラブ史上初のウェールズ人と期待され、初年度から15ゴールを記録する活躍を見せた。しかし、度重なる負傷や問題行動もあって徐々に出場機会が減少。今季もリーグ戦14試合2ゴールと、今一つの内容となっている。

過去にもレアル退団の可能性が報じられながらクラブにとどまり続けているベイルだが、ジネディーヌ・ジダン監督からほとんど戦力として扱われていないのが現状。ベイルがここ2シーズン結果を残していないことや年俸が手取り1700万ユーロと高額であること、さらにイギリスのEU離脱によって来季からEU圏外枠選手として扱われることを含めて、レアルの首脳陣は今夏の放出を考え始めたようだ。

特にEU圏外枠の選手については、ブラジル代表FWロドリゴやMFヘイニエル、ブラジル代表DFエデル・ミリトン、マジョルカにレンタル移籍中の日本代表FW久保建英ら期待の若手を擁しており、30歳のベイルとの兼ね合いを考えるのは無理もない。

もちろんレアルにとってベイルの放出は簡単ではない。ベイルは2022年まで同クラブと結ぶ契約をまっとうする考えを固めており、移籍するにしてもレアルと同等かそれ以上の年俸を求めているとされている。そのため『マルカ』によれば移籍金なしで放出する可能性も考慮に入れている模様だ。以前の輝きを失っているベイルは、今夏どういった選択をするのだろうか。

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