DFB(ドイツサッカー連盟)は25日、ハンジ・フリックのドイツ代表新監督就任を発表した。契約期間は今夏のEURO終了後から2024年に自国で開催される欧州選手権まで。
2006年から14年にかけてドイツ代表のアシスタントコーチを務めた56歳の指揮官はその後、DFBのスポーツディレクターを経験。ブラジルW杯終了後から17年1月までその要職を務め、ホッフェンハイムの強化部門を経て、19年夏にバイエルンのアシスタントコーチに就任した。
ニコ・コヴァチの跡を継ぐかたちで、19年11月から監督(当初は暫定監督)を務めると、2019-20シーズンにクラブ史上2度目となる3冠の快挙を達成。今シーズンはクラブワールドカップを制し、フットボール史上2クラブ目となる年間6冠の偉業を成し遂げた。ノルマのブンデスリーガ9連覇にも導いている。
DFBの公式サイトを通じて、フリックは就任の喜びをこう口にした。
「秋から代表監督として働くことができてとてもうれしいです。バイエルンでの2年間はチームスピリットと選手たちの素晴らしい姿勢に助けられました。ドイツの選手、とくに若い選手には大きなクオリティーが備わっているので、とても楽しみにしています」
また、2006年から長期にわたってチームを指揮し、EUROかぎりでの退任が決まっているヨアヒム・レーヴ現代表監督にもメッセージを送っている。
「来るべきEUROで、ヨギ・レーヴ、マルクス・ゾルク(コーチ)、アンドレアス・ケプケ(GKコーチ)、そしてチームが可能な限り良い結果を残せることを祈っています」
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。