9日、各地でJ1リーグの1カードとJ2リーグの5カードが開催された。
この日唯一のJ1でのカードとなったのは川崎フロンターレと柏レイソルの上位対決。前半は一進一退の攻防が続く中、CKの流れの中で27分にマルシーニョがゴールネットを揺らすも、VARが介入し、オンフィールドレビューの結果、その直前のプレーで山村和也にハンドが認められ、ゴールは取り消された。
それでもアディショナルタイムに左サイドを突破したマルシーニョの折り返しにレアンドロ・ダミアンが上手く合わせ、川崎Fが1点のリードを持って前半を折り返すことに成功した。
後半は、追いかける柏が攻勢を強めようとするも、リードを得た川崎Fの試合巧者ぶりが際立つ展開で時間は推移。追加点こそ奪うことはできなかったが、盤石の試合運びを見せ3試合ぶりの勝利を飾り、暫定ながら首位に浮上した。一方の柏は5試合ぶりの敗戦で今季2敗目。王者を相手に自分たちの戦いをさせてもらえなかった。
5試合が行われたJ2リーグは上位陣が勝点を伸ばすことが出来なかった。
ここまで5勝3分と開幕から無敗であった東京ヴェルディはホームで熊本と対戦。29分に森田晃樹の今季初ゴールで先制するよい流れであったが、36分に同点に追い付かれると56分には逆転を許す。その後、76分に佐藤凌我のゴールで追いつくも、85分に東山達稀にプロ初ゴールを決められ、今季初黒星。首位・横浜FCとの勝点差を詰めることはできなかった。
また、3位に付けている町田ゼルビアはV・ファーレン長崎のホームに乗り込んだ。前半の立ち上がりこそ押し気味にゲームを進めチャンスは作ったが決め切れず時間が経過。次第に長崎にペースを握られると、41分に米田隼也に先制点を奪われた。
後半は選手交代を織り交ぜながらまずは同点ゴールを目指したが、逆にカウンターを受けてしまう場面もあるなど、思うようにゲームを進めることができずに0-1のままタイムアップを迎えることとなった、
その他の試合では今季未勝利の大宮アルディージャとここまで1勝のヴァンフォーレ甲府の対戦は後者に軍配。先制点こそ許した甲府であったが、前半のうちに追い付くと、後半にブルーノ・パライバが2ゴールを決め、6試合ぶりの勝利をつかんだ。
■ 4月9日開催 結果
・J1第8節
川崎F 1-0 柏
・J2第9節
岩手 0-1 群馬
大宮 1-3 甲府
長崎 1-0 町田
東京V 2-3 熊本
琉球 3-3 岡山
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