グループステージも折り返しとなる第4戦、グループFで2位につける浦和レッズが首位の大邱FCと顔を合わせる。
首位攻防戦となるこの一戦は、中2日での再戦となる。第1ラウンドではボール保持でこそ浦和は上回ったが、“持てた”というよりは“持たされた”という展開に終始。パスワークを生かした攻撃を繰り出すことができずにいると、相手のエースストライカーであるゼカのヘディングシュート一発に沈み、勝点を得ることはできなかった。
試合後の会見で「相手が引いて守ってカウンターを狙ってくることは分かっていたが、簡単にクロスを上げさせゴールを与えてしまった」と反省の言葉を残したリカルド・ロドリゲス監督であったが、ダヴィド・モーベルグを投入して戦った後半は「いい流れを作れていて好ゲームだった」と評価。大邱の「5-4-1」の守備ブロックを攻略するヒントを得た様子でもある。
この試合においては、チームの心臓である岩尾憲を累積警告による出場停止で欠くことは痛手あるが、攻撃陣には個性豊かなタレントがそろうだけに、3日前の対戦の修正と分析を生かしながらリベンジを果たしたい。この試合で勝点3をつかむことができれば、首位通過の可能性をグッと高めることができる。グループステージ最大の大一番を制し、リカルドレッズの真価を示したい。
グループステージ3試合を終えて、1勝2分でグループIの2位に付ける川崎フロンターレも中2日で首位のジョホール・ダルル・タクジムと対戦。同じくこちらも1位と2位が顔を合わせる首位攻防戦となる。
3日前のゲームでは完全アウェイの環境と雰囲気の中、川崎F本来の力を出し切ることはできなかった。「非常にタフなゲームになった」と鬼木達監督が振り返ったように、押し気味にゲームを進めることはできていたが、ジョホールの懸命な守備の前にチャンスを生かし切ることはできず、スコアレスドローとなった。
中2日と短期間での再戦となるが指揮官は「ジョホールはオーガナイズされていて崩すのは難しい印象がある」と話す一方で「落ち着いて自分たちのサッカーを取り戻すことで違った試合ができると思っている」ともコメント。今回のゲームでは家長昭博やチャナティップがメンバーに戻ってくる可能性は高く、攻撃の選択肢は増えることだろう。堅い守備を崩してこそ川崎F。地元の大声援を受けるマレーシア王者を下し、首位に浮上したい。
ACL 4月24日対戦カード
Gr. | 時間 | 試合 | 解説・実況 |
---|---|---|---|
I第4節 | 18:00 | 広州足球倶楽部 vs 蔚山現代 | |
F第4節 | 20:00 | 浦和レッズ vs 大邱 | 解:福田正博 実:喜谷知純 |
G第4節 | 20:00 | 全南ドラゴンズ vs メルボルン・シティ | |
F第4節 | 23:00 | ライオン・シティ・セーラーズ vs 山東泰山足球倶楽部 | |
G第4節 | 23:00 | ユナイテッド・シティ vs BGパトゥム・ユナイテッド | |
I第4節 | 23:00 | ジョホール・ダルル・タクジム vs 川崎フロンターレ | 解:林陵平 実:西達彦 |
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