グループF
浦和 0-0 大邱
前節の大邱戦に敗れ、同勝点で得失点差は上回っているものの、直接対決の結果で2位に転落した浦和は、首位浮上を目指して大邱との大一番に挑んだ。
立ち上がりから相手ゴールに迫ったのは浦和だった。左右、中央を巧みに使いながらFWアレックス・シャルクやMFダヴィド・モーベルグが積極的にシュートを放つことで敵陣を強襲。大邱の体を張った守備の前になかなかゴールネットを揺らせないが、アグレッシブな攻撃を見せていくことでチャンスを作り出していった。
しかし、後半に入っても浦和の猛攻は続いたが、最後までチャンスをゴールに結実することができず。試合はスコアレスドローに終わり、自力での首位突破が消滅してしまった。試合後、リカルド・ロドリゲス監督は「前半は明確なゴールチャンスがたくさんあったが、相手のディフェンスが堅くゴールを奪えない状況だった。全体として我々がしっかりとゲームを組み立てながら良い状況を作っていたが、なかなかゴールが決まらなかった」と語り、チャンスを決め切れなかったことで勝点を失ったと悔やんだ。
グループI
ジョホール 0-5 川崎F
前節のジョホール・ダルル・タクジム戦でスコアレスドローに終わり、1勝2分の2位となっていた川崎Fは、首位撃破を狙って中2日のリターンマッチに臨んだ。
試合の流れを決定付けたのは14分の場面だった。ゴール前で得たFKを直接狙ったのはMF脇坂泰斗。インサイドに擦りながら回転をかけて狙ったシュートは左上隅を突き、相手GKの手に触れられながらもゴールネットに吸い込まれた。この得点でリードを奪った川崎Fは、試合を優位に進めていく。31分には右サイドの素晴らしい連携からDF山根視来のパスをFW小林悠が押し込み追加点。43分にも山根のクロスを小林が沈め、3点のリードを奪って前半を折り返した。
後半は反撃を受けながらも、ゲーム終盤にFWマルシーニョ、MFチャナティップにゴールが生まれて5得点を奪取。前回、苦しんだ相手に対して5点を奪う大勝劇となった。鬼木達監督は「今日のゲームは必ず勝たなければならないゲームだった。選手が、覚悟を持って挑んでくれたこと、早い時間帯に得点できたこと、そこから点を固められたことでこの結果を収めることができた」と選手たちを称えつつ、「ただ、ここからが本当の勝負だと思っている。しっかり気を引き締めていきたい」と次戦を見据えた。
ACL 4月25日対戦カード
Gr. | 時間 | 試合 | 解説・実況 |
---|---|---|---|
H第4節 | 20:00 | 横浜F・マリノス vs シドニー | 解:中澤 佑二 実:桑原学 |
H第4節 | 23:00 | ホアンアイン・ザライ vs 全北現代モータース | |
J第4節 | 23:00 | チェンライ・ユナイテッド vs ヴィッセル神戸 | 解:戸田和幸 実:西岡明彦 |
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