グループF
山東泰山 0-5 浦和
試合前にすでにグループステージ突破を決めた浦和は、4位が確定している山東泰山と対戦した。浦和は大幅にメンバーを変更して挑んだ中、前回対戦同様にボールを支配しながら試合を進める。相手は5バックから時には6バックになるほど守備を固めてきたが、序盤こそ攻めあぐねながら徐々に敵陣に進入していく回数を増やしていった。
先制点は13分に生まれた。敵陣でプレスをかけたMF安居海渡がボールを奪いそのまま左足でシュート。これがゴール左に決まり、先手を奪うことに成功した。これで流れを掴むと、34分にはCKの流れからDF知念哲也が合わせて2点目。さらに前半アディショナルタイムにはMF松尾佑介がゴールを奪い、3点のリードを手にして前半を折り返した。
後半になっても大きく流れは変わらず、浦和が攻勢を仕掛ける展開が続く。69分にはGKがクリアしたボールを松尾が押し込んで4点目を奪い、85分には知念がこの日、2点目の得点をゲット。守備陣も最後まで冷静に対応し、無失点で試合を終えた。5-0で勝利した浦和は、グループ2位で決勝トーナメント進出を決めた。
リカルド・ロドリゲス監督は「このグループステージを突破することができて、我々の目標を達成することができたので、ここまで応援してくれた方々に感謝したい」とコメント。グループステージ突破を喜んだ。
グループI
川崎F 1-0 広州
最終節を迎えた時点で川崎Fは苦しい状況に陥っていた。同時刻で行われている蔚山現代とジョホール・ダルル・タクジムの試合が引き分けに終わり、川崎Fが勝利を収めれば首位通過となるが、それ以外の結果では別グループの結果次第となってしまう。何よりもこの試合の勝利が大前提となるため、勝点3を求めて試合に臨んだ。
先発メンバーを大きく入れ替えた川崎Fは、14分にMFチャナティップが負傷するアクシデントがありながらも、その直後にFW小林悠のフリックを受けた知念慶が巧みにシュートを沈めて先制点を奪取。勝利が必須な試合で先手を奪うことになった。ただ、ここからなかなか追加点が生まれない。相手が集中力高く守ってきたこともあるが、ゴール前でのアイディア不足もあり、2点目が生まれないまま後半へと折り返した。
後半もポジションを修正しながらハーフコートゲームのような形で猛攻を仕掛けたが、追加点が奪えず。相手に失点を許すこともなかったが、最後までゴールの数を増やすことができずに1-0のまま試合を終えることになった。そして、ジョホールが勝利し、他グループの結果も振るわなかったことで川崎Fのグループステージ敗退が決定。Jリーグ王者はまたしても頂点に届くことができなかった。
試合後、鬼木達監督は「1位を目指していた中での2位。すごく残念に思うし、いろいろなレギュレーションがある中で1位にならないと突破は難しいと思っていた。そういう意味では自分の力不足を感じている」とコメント。アジアの難しさを再び味わうことになってしまった。
ACL 5月1日対戦カード
Gr. | 時間 | 試合 | 解説・実況 |
---|---|---|---|
H第6節 | 20:00 | ホアンアイン・ザライ vs シドニー | |
J第6節 | 20:00 | 傑志体育会 vs ヴィッセル神戸 | 解:佐藤寿人 実:西岡明彦 |
H第6節 | 23:00 | 全北現代モータース vs 横浜F・マリノス | 解:水沼貴史 実:桑原学 |
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