グループI
蔚山 3-2 川崎F
首位に立つ川崎Fと、勝点差1で3位につける蔚山現代。残り2試合と考えると、どちらもこの試合に勝利することで首位に立っていることが大事な試合だった。
序盤にペースを握ったのは川崎Fだ。丁寧にパスを動かしながらゴールに近づいていくと、7分にビッグチャンス。相手のミスパスを拾ったFWレアンドロ・ダミアンがGKとの1対1の状況を作りシュートを狙ったが、これはゴール上に外れた。すると14分、蔚山が川崎Fの隙を突くかのように素早い攻撃でゴールを奪取。さらに20分には川崎Fのミスを掻っさらったところから追加点を奪い、一気にリードを2点に広げた。
川崎Fは40分にレアンドロ・ダミアンが1点を奪ったが、後半開始早々にもFWヴァレリ・カザイシュヴィに決められて被弾。その後は追いつきたい川崎Fが猛攻を仕掛け、蔚山が守備を固める状況が続いたが、川崎Fに2点目が生まれたのは後半アディショナルタイムに入ってから。追いつくには時間がなく、そのまま試合は終了。首位通過へ勝利が欲しかった川崎だったが、痛恨の黒星となった。
グループF
浦和 6-0 セーラーズ
前節の大邱戦に引き分けたことで自力での首位突破が消滅した浦和は、ライオン・シティ・セーラーズとの一戦に臨んだ。前節から先発を4名入れ替えて挑んだ試合は、序盤からペースを握ることに成功。右サイドを中心に攻撃を仕掛けていくと、14分にMFダヴィド・モーベルグのスルーパスに馬渡が抜け出して右足を一閃。これがゴールに決まり、浦和に先制点が生まれた。
この得点で勢いを掴むと猛攻を開始。チャンスを量産していく。39分にはFWアレックス・シャルクが追加点を奪い、2-0で前半を折り返すと。後半はさらにゴールラッシュ。ダヴィド・モーベルグ、MF小泉佳穂、さらにMF松尾佑介が2つのゴールを加えて終わってみれば6-0に。大邱が勝利し、2位の状況は変わらなかったが、次へとつながる大勝を手にした。
リカルド・ロドリゲス監督は「この試合で一番重要なことは勝利することでしたが、その次がゴールを取ることだった。次のステージに進むためにゴールを取ることが大事な状況で、しっかりと良いゴールがたくさん生まれたので非常に良かった」とチームを評価。ノックアウトステージ進出へ、最終戦に弾みをつけている。
ACL 4月28日対戦カード
Gr. | 時間 | 試合 | 解説・実況 |
---|---|---|---|
H第5節 | 20:00 | 横浜F・マリノス vs ホアンアイン・ザライ | 解:中澤 佑二 実:原大悟 |
J第5節 | 20:00 | チェンライ・ユナイテッド vs 傑志体育会 | |
H第5節 | 23:00 | シドニー vs 全北現代モータース |
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