ペドロ・ハウルと畠中。好パフォーマンスを継続し、勝利に導くのはどちらか。柏レイソル対横浜F・マリノスの見どころ ｜ 日程・放送・配信予定 ｜ Jリーグ

柏レイソル対横浜F・マリノスの見どころ

ようやく連敗を脱してJ2降格圏から抜け出した柏がホームにリーグ4連勝中と好調な横浜FMを迎撃する。

柏は4連敗で迎えた前節、湘南ベルマーレに後半アディショナルタイムまでリードされる危機的な展開からDF大南拓磨の同点弾を皮切りに、MFクリスティアーノが逆転弾、最後はFWペドロ・ハウルがダメ押しと怒涛のまくりを見せて、鮮やかかつ劇的な形でシーズン初の逆転勝利。この勢いを今節につなげたい。

特に5月からケガで離脱していたFWペドロ・ハウルは、復帰戦でいきなり2ゴールの活躍で勝利の立役者に。長らく定まってこなかったストライカーのポジションに救世主が現れたことは柏にとって朗報だ。苦しい戦いが続いた前半戦から巻き返しを見せていくためにも背番号23にかかる期待は大きい。

対する横浜FMは、代表ウィークの中断明けから2連勝でその間に2位にも浮上。アンジェ・ポステコグルー前監督が電撃退任した不安もかき消す好成績で首位・川崎フロンターレの背中を猛追している。とは言え、現状勝点15差と背中はまだまだ遠い。AFCアジアチャンピオンズリーグに参加している川崎Fが不在のこの期間に、いかに肉薄できるか。首位とは3試合消化が少ない中で落とせない一戦が続く。

前節・徳島ヴォルティス戦は、相手のオウンゴールという思わぬ形でウノゼロ勝利を手繰り寄せた横浜FMだが、ここ2試合無失点と守備が安定している。特にDF畠中槙之輔は、GKと1対1になりかけた危機的な状況を見事なスプリント、そしてタックルで阻止し、連勝に貢献したパフォーマンスを今節も続けたい。背番号4は、3試合連続完封で今季最多の5連勝へと導けるか期待がかかる。

前回対戦は、柏がゲームプランを機能させた中でMFイッペイ・シノヅカのゴールで先制するも、DF松原健のゴラッソで1-1の引き分け決着。果たして今季2度目の対戦では、どんな結末が待ち受けているか注目の一戦だ。