J1、J2、J3の全カテゴリーの試合が開催された30日。J1は9試合が開催された。
勝って順位を上げたのは横浜F・マリノスだ。ホームで行われた清水エルパルス戦、立ち上がりの4分にFW前田大然のクロスをFWエウベルが押し込んで先制すると、一度は同点に追いつかれるも89分だった。MF水沼宏太のクロスに合わせたのはFWレオ・セアラ。土壇場の勝ち越し弾で順位を3位に上げている。
首位の川崎フロンターレはホームで鹿島アントラーズと対戦。前半は完全に川崎Fペースで推移する。19分にはDF山根視来のスルーパスに抜け出したFWレアンドロ・ダミアンが先制点を奪い、このまま川崎Fペースで試合が進んだ。後半に入ると鹿島が反撃。61分にFW上田綺世が同点弾を奪い、試合を振り出しに戻した。しかし、試合はこれで終わらなかった。後半アディショナルタイム、途中出場のFW小林悠が決勝弾を奪い勝ち越し。2-1で勝利し、開幕からの無敗記録を20に伸ばした。
その他の試合では、大分トリニータが好調のアビスパ福岡を破り5試合ぶりの勝点3。ガンバ大阪は横浜FCを下して今季初の連勝を飾っている。
6試合が開催されたJ2では、2位のアルビレックス新潟と3位のFC琉球が直接対決。試合は敵地に乗り込んだ琉球がMF池田廉のゴールで先制するも、その1分後に新潟がMF高木善朗のゴールで試合を振り出しに戻すと、67分にはFW谷口海斗の得点で勝ち越し。2-1で勝利した新潟は、ドロー決着に終わった京都サンガF.C.を追い抜いて首位に返り咲いた。
また、モンテディオ山形はSC相模原を2-0で破って3連勝。水戸ホーリーホックは敵地で愛媛FCから5ゴールを奪い、順位を10位に上げている。
J3ではカターレ富山がガイナーレ鳥取を3-0で下して首位を堅持。福島ユナイテッドが4連勝で3位に浮上した。
■5月30日開催 結果
・J1第17節
横浜FM 2-1 清水
FC東京 0-0 広島
神戸 1-1 鳥栖
仙台 1-1 C大阪
徳島 1-1 湘南
大分 2-1 福岡
G大阪 2-0 横浜FC
浦和 0-0 名古屋
川崎F 2-1 鹿島
・J2第16節
松本 1-3 岡山
山形 2-0 相模原
新潟 2-1 琉球
京都 0-0 甲府
町田 0-1 北九州
愛媛 0-5 水戸
・J3第9節
八戸 2-1 今治
沼津 0-1 福島
鳥取 0-3 富山
讃岐 1-1 岩手
長野 1-2 鹿児島
岐阜 1-2 横浜FC
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