26日、明治安田生命J1リーグ第16節が行われ、レモンガススタジアムでは湘南ベルマーレと首位・川崎フロンターレの神奈川ダービーが行われ、激闘の末に1-1のドローとなった。
連勝中の川崎Fは前節から5枚を変更。前線3人を全て入れ替え、FW長谷川竜也、FW小林悠、FW遠野大弥のトリデンテで臨んだ。一方の湘南は前節のアビスパ福岡戦から4枚を変え、最前線はFW町野修斗とFWウェリントンが2トップを組んだ。
試合は立ち上がりから拮抗した展開で推移する。川崎Fがポゼッションからコンビネーションを駆使して攻撃を仕掛ければ、湘南は激しいプレッシャーでボールを奪取、スピード感のある攻撃でゴールに近づいていく。
前半は川崎Fが湘南のプレッシャーをしのぎボールを支配する。一方で、湘南も集中した守備で川崎Fのシュート本数を抑えていった。
ゲームが動いたのは後半だ。前半同様に湘南がいい入りを見せる。56分、ゴール前での混戦から湘南のMF高橋諒が押し込みにいくと、これはGKチョン・ソンリョンが好セーブ。だが、そのこぼれ球をMF山田直輝が押し込み、湘南が先制に成功した。
これで得点を奪いにいくしかない川崎Fは攻撃的な采配を振るう。MF三笘薫、FW家長昭博、FWレアンドロ・ダミアンを投入し、ゴールを奪いに前に出た。
しかし、なかなか得点が奪えない時間が続く。67分にはL・ダミアンが一度はゴールネットを揺らしたが、VARの末にノーゴールの判定。その後も三笘のドリブルを起点に何度も仕掛けていくが、湘南ディフェンスが体を張って防いだ。
このまま試合が終わるのか。そんな雰囲気が漂い始めた82分。ここで王者が意地を見せる。DF山根視来のパスをペナルティーエリア内で受けたL・ダミアンが自分でボールを浮かせてオーバーヘッド。これがゴール左に決まり、川崎Fが同点に追いつくことに成功した。
その後は互いにゴールを狙って死闘が繰り広げられる。FWウェリントンがヘディングでゴールを狙えば、家長が強烈なシュートでゴールを襲う。それでも最終的に次のゴールは生まれず。両者の激闘は1-1のドロー決着となった。
なお、川崎Fはこれで開幕から19戦無敗となり、15年の浦和レッズによるJ1記録に並んでいる。
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