中村憲剛氏が横浜FC戦で見せたC大阪MF清武弘嗣のスルーパスを称賛「こういうパスは大好き」 ｜ やべっちスタジアム

昨季限りで現役を引退した元日本代表MF中村憲剛氏が、DAZN『やべっちスタジアム』に解説として出演。横浜FC戦で清武弘嗣が見せたスルーパスを称賛した。

2003年に加入後、昨季で現役を引退するまで川崎フロンターレ一筋を貫いた中村氏は、引退後、クラブのFrontale Relations Organizer（FRO）に就任。クラブに育成部門等々に絡みつつ、解説業などでも活躍している。

今回の『やべっちスタジアム』では注目シーンやゴールを解説した中、「こういうパスが大好き」と称賛したのが、C大阪の清武がゴールの起点となるスルーパスを出した場面。後半32分、中央でボールを受けた清武が左前に走ったFW高木俊幸にスルーパス。このパスを起点にFW加藤陸次樹のゴールが生まれた。

「清武選手のポジショニングを見て欲しいんですけど、前から横浜FCがプレスをかけている中、ボランチとDFの間でボールを受けている。注目したいのは縦に出したパス。優しいボールで回転もイメージ通り。左回転で出していて、受けた高木選手が走りながらパスを出せるすごく丁寧なボールだったと思います」

現役時代、スルーパスでチームメイトの得点をいくつも演出していた中村氏だからこそ、回転まで意識した清武のパスのこだわりを称賛していた。