イタリア代表にとって絶対に落とせない運命の一戦まで残り1ヶ月を切った。3月24日（日本時間25日）、FIFAワールドカップ（W杯）カタール大会の出場を目指し、北マケドニアとの欧州予選プレーオフ準決勝に臨む。
ホームで戦うその一発勝負をモノにしても、決勝でポルトガル対トルコの勝者と顔を合わせる組み合わせ。2大会連続の予選敗退だけは許されないアッズーリにとって、文字通り茨の道が待ち受けている。
昨夏のEURO2020を制した欧州王者はプレーオフを勝ち抜けるのか。イタリアサッカーに精通するジャーナリストの細江克弥氏は、その大一番のキーマンにユヴェントスのマヌエル・ロカテッリを指名。DAZNの『SERIE A FREAKS』（毎週火曜）でこのMFの起用法に言及した。
「どこで使うか。ユヴェントスではアンカーで使われている。もちろん、イタリア代表でも（同じアンカーである）ジョルジーニョの代わりはできるけど、そうじゃなくてあれだけ前に走っていけて、ゴールにも絡める選手だから、僕は一個前（インサイドハーフ）の方がいいんじゃないかなと」
周知の通り、イタリア代表の中盤は絢爛豪華。ジョルジーニョ（チェルシー）の他にも、マルコ・ヴェッラッティ（パリ・サンジェルマン）やニコロ・バレッラ（インテル）、サンドロ・トナーリ（ミラン）ら多士済々の精鋭がひしめき合う。ロカテッリが必ずしも先発するとは限らないが、それでも細江氏は大きな期待を寄せているようだ。
「2試合でロカテッリがなんらかの大きな仕事を託される時間帯は必ず来るんで、めちゃくちゃ重要ですよ。鍵を握っている」
SERIE A FREAKS
- 配信： DAZN
- 配信日：毎週火曜日
- 出演：北川義隆、細江克弥
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