日本代表GK権田修一がオーストラリア戦終了後にコメントを発している。
12日に行われた2022年カタールワールドカップ・アジア最終予選の第4節、日本vsオーストラリアは2－1で日本が勝利を収めた。2勝2敗と星を五分に戻した日本は、勝ち上がりに向けて望みをつないでいる。
この試合でゴールを守った権田は、試合後に勝ち点3奪取の重要性について、次のように説いている。
「まず勝ち点3は今日は絶対条件だったと思うので。（勝ち点3を）取れたことは、今は喜ばしいですけど、状況的には何も変わっていないと僕は思っていて。やっぱりサッカーの内容は、今日がベストじゃないですし、今日の試合を見てまた次のベトナムだったりは、また対策を練ってくると思うので、そこは常に常にアプローチしなければいけないと思っています」
「そういった部分でまだまだあと（最終予選は）6試合あるので。今回のように1敗1勝リズムだと難しいと思うので、次はしっかり連勝できるような準備をしていきたい」
今回、システムを4－2－3－1から4－3－3に変えたことについて、権田は次のように語っている。
「何がすごいと思ったかというと、これって今回は3日間しかない。特に初日に関してはリカバリーをするという中で、2日間の練習で今日の試合を迎えたんですね。僕ら選手もこの並び（4－3－3）で行くのは直前で知ったくらいなので」
前半には相手のシュートを左手ワンハンドで触れ、そのシュートがポストに跳ね返るという、あわや失点のシーンがあった。その場面については「止めたシーンは自分に与えられた仕事だとまずは思っています」と振り返った。
一方で失点を喫した相手の直接FKについては「僕自身が日本代表でやっている以上は“あれは素晴らしいシュートでした。だからしょうがない”と言ったら先がない。やっぱりあれをしっかり僕自身が止めることもそうだし、壁の作り方なのか、今僕自身が止めることも含めて、チームとして防げるようにしなければいけない。その部分はまだ向上しなければいけないところ」と反省点を挙げている。
「（FKは）まずは防がなければいけない。1ー0で勝っていて、あそこであの時間帯で失点するというのはチームとして苦しくなる。サウジ戦もそうですけど、失点をしっかり反省しなければいけない前提で話すと。あそこで失点した後にみんながバラけなかったというのが1番すごい大事なこと」
「僕らは勝ち点3が今日、絶対に必要だという気持ちでプレーしていたので、あそこ（失点）でチームがバラバラになってもおかしくなかったと思う。でもそこでみんなが落ち着いていて、まだ時間もまだ（1点を）返せるという自信を持ってできたというのは、すごく良かった」
そして権田は11月に控えている第5節に向けて「ベトナムも（日本vsオーストラリアの試合を見て）対策をしっかり練ってくると思うので、僕らはそれを上回らなければいけない。もっともっとアップデートしていかなければいけない」と続け、11月のアウェイ2連戦（11日vsベトナム、16日vsオマーン）に照準を定めている。
W杯アジア最終予選 日本代表戦｜試合日程・配信/放送予定
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