グループH
全北現代 1-1 横浜FM
グループステージ突破が懸かった最終節、横浜FWは前節・ホアンアインザライ戦から6人を入れ替えて全北現代との試合を迎えた。
勝利または引き分けで1位突破が決まり、2点差以上で敗れればグループステージ敗退となる状況の中、横浜FMは右サイドを中心に攻撃を展開。4分にはMF藤田譲瑠チマのカットから最後はFWアンデルソン・ロペスがゴールに流し込み、幸先よく先制に成功した。ただ、11分に一瞬の隙を突かれて被弾。そのまま拮抗した展開が続いていく。
ボールを保持してゴールを狙う横浜FMと守備から素早い攻撃を目指す全北現代の構図となった中、互いにチャンスを作り続けたが、最後まで両ゴールをこじ開けることができず。このまま試合は終了し、横浜FMはグループ首位突破が決定。全北現代も2位での通過が決まった。
試合後、ケヴィン・マスカット監督は「このベトナムの地でベトナムの方々に本当に温かく迎えていただいたこと、このような素晴らしい大会をやっていただいたこと、本当にありがとうございました。最高の大会になりました」とコメント。ノックアウトステージ進出を喜ぶとともに、開催地ベトナムに敬意を示した。
グループJ
傑志 2-2 神戸
すでにグループステージ突破を決めていた神戸は、ここまでの試合で先発出場を続けてきた主力選手たちをベンチに置き、最終節の傑志戦に臨んだ。
立ち上がりからボールを保持しながら攻勢を強める神戸だったが、グループステージ突破のために引き分け以上の結果が欲しい傑志も集中した守備を見せて対抗。互いに少しずつ攻略の糸口を探っていく。すると44分、FWリンコンが相手ペナルティーエリアで倒されてPKを奪取。これを自ら決めて先制に成功した。
だが、前半アディショナルタイムに今度はハンドの判定でPKを献上。これをFWデヤン・ダムヤノビッチに決められ、1-1で前半を折り返した。
後半に入りメンバーを入れ替えながら攻勢を強めた神戸は、87分にMF井上潮音の右CKに合わせFW武藤嘉紀が合わせて勝ち越しに成功。しかし、後半アディショナルタイムに左CKからMFラウル・バエナに決められ再び試合を振り出しに戻されてしまった。このまま試合は終了。2-2で勝点1を積み重ねた神戸の首位通過が確定した。
ロティーナ監督は「このグループステージで、自分たちはスタンダードを示せたのではないかと思います。1位通過に値するプレーができた」と主張。「自分たちももっと競争力のあるチームになっていかなければいけません」と語り、さらなるチームの進化を求めている。
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