11日、J1は第28節の6試合が開催された。
18時キックオフの3カードはいずれもアウェイチームが完封勝利を飾った。アビスパ福岡が鹿島アントラーズをFWフアンマ・デルガドの2ゴールなどで3-0で下せば、北海道コンサドーレ札幌はセレッソ大阪に73分のFWドウグラス・オリヴェイラ、75分のMF青木亮太が立て続けにゴールを決め勝利。浦和レッズはMF汰木康也の先制点とMF大久保智明の追加点で横浜FCに勝利した。
また、残留争いの直接対決となった大分トリニータと湘南ベルマーレの一戦はホームチームに軍配。前半にDF小出悠太の先制点が生まれると、試合終了間際にはカウンターからFW伊佐耕平が2点目を奪い勝負あり。7試合ぶりの勝点3をつかんだ大分が最下位からの脱出にも成功した。
そして、優勝争いを演じる横浜F・マリノスは3ゴールを奪い勝利した。開始早々にサンフレッチェ広島に先制を許すが、前半のうちにFW前田大然とDF實藤友紀のゴールで逆転すると、後半にもFWレオ・セアラが3点目を奪いダメ押し。この日試合のなかった首位・川崎フロンターレとの勝点差を1に縮めた。
また、サガン鳥栖と清水エスパルスの一戦は58分から74分の間にゲームが激しく動く。58分に鳥栖がMF白崎凌兵が先制ゴールを奪えば、65分にFWチアゴ・サンタナに決められ追い付かれるが、74分にエドゥアルドが直接FKを沈め、鳥栖がシーソーゲームを制した。
9試合が行われたJ2では、ジュビロ磐田が敵地で逆転勝ちを飾り首位をキープ。2連敗中であったモンテディオ山形もアルビレックス新潟を逆転で下し、4試合ぶりの勝点3をつかんだ。さらに2位の京都サンガもFC琉球に逆転勝ち。中3日の日程をはね返す勝点3をつかんだ。
また、残留争いに目を向けると、栃木SCがファジアーノ岡山を、ギラヴァンツ北九州がツエーゲン金沢を下し、貴重な3ポイントを手にした一方で、松本山雅とレノファ山口は、東京ヴェルディと町田ゼルビアに敗れ、勝点を積み上げることは出来なかった。
その他、ブラウブリッツ秋田が好調の水戸ホーリーホックに3-0で快勝。V・ファーレン長崎とSC相模原の一戦はスコアレスドローに終わった。
またJ3は、最下位のガイナーレ鳥取がFC岐阜を3-0で今季3勝目。カターレ富山はAC長野パルセイロとの直接対決を制した。そして、鹿児島ユナイテッドFCを2-1で下したいわてグルージャ盛岡は暫定ながら昇格圏内の2位に浮上した。
■9月11日開催 結果
・J1第28節
鹿島 0-3 福岡
C大阪 0-2 札幌
横浜FC 0-2 浦和
大分 2-0 湘南
広島 1-3 横浜FM
鳥栖 2-1 清水
・J2第29節
水戸 0-3 秋田
千葉 1-3 磐田
東京V 2-0 松本
新潟 1-2 山形
京都 2-1 琉球
岡山 0-1 栃木
山口0-1 町田
北九州 1-0 金沢
長崎 0-0 相模原
・J3第18節
岐阜 0-3 鳥取
富山 3-0 長野
鹿児島 1-2 岩手
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