激しく雨が降りしきる中での対戦となったアタッキングフットボールとアタッキングフットボールの激突はピッチコンディションの影響を大きく受ける形となってしまった。
前半はピッチ上のところどころに水たまりができるほどの大雨の中でも熱い攻防が繰り広げられた。横浜FMのパスワークに対して鳥栖が激しくプレッシャーをかけ続ける構図でゲームは推移。横浜FMがテンポよくボールをつないでアタッキングサードまで運んだかと思えば、鳥栖が高い位置でボールを奪い、一気にゴールへと迫る場面を作っていった。
そしてお互いに好機を演出。喜田拓也のシュートがGKパク・イルギュの手をかすめバーに当たりはね返れば、堀米勇輝の直接FKがクロスバーに直撃と相手ゴールを脅かす。その他にもオフサイドの判定に泣いたが、両チームそれぞれ、あわやゴールやPKの場面を作り出した。
スコアレスでスタートした後半もハイテンポ、ハイインテンシティーの展開は変わらない。雨足が強まり、ピッチコンディションがさらに悪化する中でも互いが互いを引き上げるような素早い攻守の切り替えが連続して見られ、一進一退の攻防が続いた。
それでも、後半途中からは両チームともにある程度割り切った戦いを選択し、シンプルなロングボールが増えていく。しかしながら、前線の選手がボールを収めることもひと苦労の状態でなかなかシュートまで持ち込めず。終盤には横浜FMがセットプレーからゴールを狙う回数を増やしたが、それも結び付かずタイムアップを迎えた。
この結果、横浜FMは2試合連続で引き分け。一方の鳥栖は今季2勝目とはならなかったが、開幕からの無敗はキープした。
■3月18日開催 結果
・J1第5節
横浜FM 0-0 鳥栖
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