グループH
横浜FM 3-0 シドニーFC
3日前の対戦では何とかシドニーFCのゴールをこじ開けた横浜F・マリノスであったが、その試合からフィールドプレーヤー全員を入れ替えて臨んだ今節はさい先よくゴールネットを揺らした。
6分にCKの流れから水沼宏太がゴール前にボールを入れ直すと實藤友紀がダイビングヘッドを突き刺し先制。さらに11分には右サイドを崩したところから追加点を奪う。松原健の折り返しを受けた西村拓真が巧みなターンからシュートを流し込んだ。
早々に2点のリードを奪った横浜F・マリノスは何度かピンチを迎える場面はあったが、上手くコントロールしながらゲームを展開。3点目を奪えそうなチャンスも作り出した。
しかし、63分に予想外のアクシデントに見舞われる。相手の突破を阻止した角田涼太朗のプレーがファウルを取られただけでなく、まさかの一発退場。納得できない判定ながら残り30分近くを数的不利の状態で戦うことを強いられた。
ただ、ここから横浜FMの集中力はさらに研ぎ澄まされる。10人になりながらも主導権を渡すことなく時計の針を進めると、87分にはダメ押しの3点目をゲット。攻撃参加した岩田智輝の折り返しをアンデルソン・ロペスが押し込んだ。
中2日での再戦も制し、2連勝を達成した横浜FMは首位に浮上。「結果に満足しているし、メンタルを強く持って最初から試合に入れたことが本当に良かったと思う。選手たちがたくさんのチャンスを作り出し、チーム全体で強い気持ちを表現してくれた。勝点3を取れたことは本当に嬉しい」とケヴィン・マスカット監督も納得の表情であった。
グループJ
チェンライ 0-0 神戸
第3節の対戦では、大迫勇也のゴールを皮切りに汰木康也の2ゴールや郷家友太、リンコン、大﨑玲央のゴールと6発大勝を飾ったヴィッセル神戸であったが、この日は最後までゴールが遠い結果に終わった。
立ち上がりはむしろ攻め込まれる場面が続き、あわやのシーンを作り出された。しかし、地力で上回る神戸が徐々にゲームを支配し押し込んでいく時間を増やしていった。
ただ、前回対戦から守備の立て直しをしっかり施してきたチェンライの集中力は高く、GKのファインセーブも飛び出すなどなかなかゴールを割ることができずに時間は経過。結局、最後まで得点場面は訪れず、グループステージ3連勝とはならなかった。
それでも、2勝1分けと首位はキープ。5月1日の最終節で香港の傑志に勝てば、文句なしで決勝トーナメント進出が決まる。
ACL 4月27日対戦カード
Gr. | 時間 | 試合 | 解説・実況 |
---|---|---|---|
I第5節 | 18:00 | 蔚山現代 vs 川崎フロンターレ | 解:中村憲剛 実:喜谷知純 |
F第5節 | 20:00 | 浦和レッズ vs ライオン・シティ・セーラーズ | 解:坪井慶介 実:野村明弘 |
G第5節 | 20:00 | メルボルン・シティ vs BGパトゥム・ユナイテッド | |
F第5節 | 23:00 | 大邱 vs 山東泰山足球倶楽部 | |
G第5節 | 23:00 | 全南ドラゴンズ vs ユナイテッド・シティ | |
I第5節 | 23:00 | 広州足球倶楽部 vs ジョホール・ダルル・タクジム |
関連記事
● ACL 2022 | 放送予定・試合日程・順位 | AFCチャンピオンズリーグ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?