J1、J2、J3の全カテゴリーの試合が開催された15日。J1は8試合が開催された。
注目の対決となったのは、鹿島アントラーズと横浜F・マリノスの好調なチーム同士の“オリジナル10”対決だ。試合は立ち上がりから互いに攻守の切り替えが早い、引き締まったゲームとなる。その中で、好機を作っていったのは鹿島だ。先制点こそ奪われたが、40分にFW土居聖真が1点を返すと、46分、53分にも土居がゴールを奪ってハットトリックを達成。55分にはMF荒木遼太郎が追加点を奪い、リードを3点に広げた。
終盤は横浜FMが反撃に打って出たが、打ち合いの中で2点差とするのが精一杯。最終的に5得点を奪った鹿島が横浜FMに勝利し、4連勝となった。一方の横浜FMは、12試合ぶりの敗戦を喫している。
17時台には横浜FCと湘南ベルマーレが神奈川ダービーで激突した。今季、いまだ勝利のない横浜FCと8戦負けなしの湘南とあってアウェイチームが攻勢をかけるかと思われたが、5分にDF前嶋洋太の得点で横浜FCが先制すると、後半にも相手の隙を見逃さなったMF松浦拓弥が追加点。最後は体を張った守備で対応し、今季初勝利と初無失点を手にした。
その他の試合では、5連敗中だったFC東京が敵地で柏レイソルに4-0で勝利。サンフレッチェ広島対徳島ヴォルティスの中四国決戦は、徳島が1-0で勝利し、ダニエル・ポヤトス監督にとっては初勝利となった。
6試合が開催されたJ2では、4位のジュビロ磐田と5位のヴァンフォーレ甲府が、それぞれホームでウノゼロの勝利。2位のFC琉球は栃木SCとのシーソーゲームの中、途中出場のMF茂木駿佑が値千金のミドルで決勝点を奪い、4-2で勝点3を手にしている。
また、1試合のみ開催だったJ3は、藤枝MYFCが敵地で鹿児島ユナイテッドに3-0で勝利し、暫定順位を6位に上げている。
■5月15日開催 結果
・J1第14節
仙台 0-1 福岡
清水 0-3 名古屋
鹿島 5-3 横浜FM
柏 0-4 FC東京
神戸 1-1 C大阪
広島 0-1 徳島
大分 1-1 鳥栖
横浜FC 2-0 湘南
・J2第14節
甲府 1-0 秋田
松本 0-0 金沢
磐田 1-0 群馬
山口 1-0 相模原
長崎 2-2 千葉
琉球 4-2 栃木
・J3第8節
鹿児島 0-3 藤枝
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