グループJ
神戸 2-1 傑志
2020年以来、2度目となるACL出場となった神戸の初戦は白星スタートとなった。
立ち上がりからボールを保持しながら攻勢を強めていったのは神戸だ。15分にはFWボージャン・クルキッチのクロスから相手GKがファンブルしたところをMF郷家友太が押し込み、先制点を奪取。早い時間帯に主導権を握ることに成功した。得点後は相手のアグレッシブなプレッシングをかわしつつ攻撃を展開。ゴール前での精度を欠き、追加点は奪えなかったが、試合を優位に進めて後半へと折り返した。
後半は相手の圧力もありピンチこそ作られたが守備陣が冷静に対応。85分には途中出場のMF汰木康也のクロスをMF井上潮音が沈めて勝負を決めた。後半アディショナルタイムに被弾はしたが、そのまま試合は終了。2-1で勝利を手にした。「自分たちにとって一番大事だったのは、今までの悪い流れを断ち切って勝つこと。心理的にもこれからの試合に向けて良いものになる。試合の展開についてはポジティブに捉えている」とはミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の言葉。リーグ戦で未勝利が続いていた中で、苦しい状況を抜け出す1勝となった。
グループH
横浜FM 0-1 全北現代
初戦を辛くも勝利した横浜FMが迎えた2戦目。韓国の全北現代との試合は、わずかな差で勝利を逃す形となった。
初戦から7人の選手を入れ替えて臨んだ横浜FMは、立ち上がりからペースを握ることに成功する。スピード感ある動かしから攻撃を狙えば、相手のカウンターは守備陣が巧みに対応。うまく時間を進めながら、相手陣内への攻略をうかがった。だが、30分に痛恨のミスが起きる。DF松原健のパスミスを起点にカウンターを受けると、ペナルティーエリアまで戻った松原がDFキム・ジンスを倒してしまいPKを献上。これをFWスタニスラフ・イルチェンコに沈められてしまった。
これで得点を奪いに前に出るしかなくなった横浜FMだったが、ビハインドを最後まで跳ね返すことができず。1点が遠いまま試合終了のホイッスルを聞き、全北現代に順位で逆転されて2位へと転落した。「問題点があるとすれば失点の場面もそうですが、切り替えのところ。また、チャンスは十分作れていましたが、やはり最後の決め切る質の高さ、ファイナルサードでの質をもう少し上げなければいけない試合だった」とケヴィン・マスカット監督。次戦のシドニーFC戦では勝利を掴みたいところだ。
ACL 4月21日対戦カード
Gr. | 時間 | 試合 | 解説・実況 |
---|---|---|---|
I第3節 | 18:00 | 蔚山現代 vs 広州足球倶楽部 | |
F第3節 | 20:00 | 山東泰山足球倶楽部 vs ライオン・シティ・セーラーズ | |
G第3節 | 20:00 | BGパトゥム・ユナイテッド vs ユナイテッド・シティ | |
F第3節 | 23:00 | 大邱 vs 浦和レッズ | 解:福田正博 実:喜谷知純 |
G第3節 | 23:00 | メルボルン・シティ vs 全南ドラゴンズ | |
I第3節 | 23:00 | 川崎フロンターレ vs ジョホール・ダルル・タクジム | 解:福西崇史 実:下田恒幸 |
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