崖っぷちのオーレ・グンナー・スールシャール監督がマンチェスター・ユナイテッドの伝統を強調「いつだって諦めずに逆転する力を持っている」｜ 欧州サッカー番組「FOOTBALL FREAKS#61」

プレミアリーグで4連勝とギアが上がってきたマンチェスター・ユナイテッドはしかし、ミッドウィークのUEFAチャンピオンズリーグでライプツィヒに2－3の敗戦。グループ3位に終わり、目標のラウンド16進出に失敗した。

監督交代の噂が燻ぶりつづけ、現在フリーのマウリシオ・ポチェッティーノやパリ・サンジェルマンのトーマス・トゥヘルといった名前が新監督候補として取り沙汰されている。

崖っぷちに立たされているのはオーレ・グンナー・スールシャール監督だ。47歳のノルウェー人指揮官は、今週末に控えるマンチェスター・シティ戦で懐疑論をかき消すような勝利を挙げられるか。このダービーの結果が進退問題に少なからぬ影響を及ぼすのは間違いないだろう。

注目を集めるスールシャールは、DAZNの人気番組『FOOTBALL FREAKS』でこう発言している。

「好きなのは素早く攻撃を仕掛けるスタイル。ユナイテッドは常にカウンターに優れたチームでありたいと思っている。もちろん、試合を支配したいけど支配されることもある。だからと言って、極端に守るようなことはしたくない」

また、クラブに脈々と受け継がれる伝統の重要性を強調した。

「我々はいつだって決して諦めずに、逆転する力を持っている。それがない選手はマンチェスター・ユナイテッドに相応しくないし、生き残っていくこともできない」

現役時代もユナイテッドで過ごし、最後まで勝利を追求するスピリットを誰よりも知る指揮官は、マンチェスター・ダービーで捲土重来を期す。