今回のアジア最終予選。日本代表は序盤戦を1勝2敗とし、非常に厳しいスタートを切っていた。
しかし、第4節のオーストラリア戦における戦術変更を機にチームの調子は好転。そこから5連勝を達成するなど、W杯の出場権を獲得するあと一歩のところまで迫っている。
日本代表の主将を務める吉田は、「乗り越えたなと思うのはホームのオーストラリア戦。あの試合も引き分けておかしくなかった試合で、よく最後に(浅野)拓磨が決めてくれた。あそこを引き分けではなく勝ちにつなげた(のは大きかった)」と主張。また、「前回のサウジアラビアとの直接対決でリベンジしたことがグッと伸びたところだと思う」と語り、チームの成長について口にした。
そんな中、吉田は2月のホーム2連戦を怪我のために欠場。チームは連勝を手にしたが、この試合を外で見ることによって新たな気付きがあったと語っている。
「予選の試合をテレビで見るのは、ザックさんの時に一度、オマーン戦で怪我をしてオーストラリアのアウェイの試合に行かなかった時以来だったので、外から予選を見るのは非常に新鮮な気持ちだったし、フラットにチームのパフォーマンスだったり、雰囲気を外から観察するのはすごく勉強になりました。大まかには攻め方をどうしていくか、右のバランスの比重が大きいので、左からももう少し攻め方を構築しないといけないなと。距離感が右に比べて良くない。(南野)拓実に入った時の動き出しみたいなところを作れればいい」
また個人としては、怪我から復帰し、先日のユベントス戦ではフル出場するなど、コンディションを上げつつある。吉田も「90分戦えたことで、ようやくいつも通りのコンディションに近付きつつある」と語り、確かな手応えを口にしている。
最終予選・オーストラリア戦に向けては「一つ気をつけたいのは、引き分けでも次のベトナムに勝てばという雰囲気を作ってはいけない。ライバルのオーストラリアに勝ってこそ、チームの成長だと思う。勝ちに行きたいと思います」と言葉に力を込めた吉田。果たして、オーストラリアに勝利してW杯出場を決めることができるだろうか。
内田篤人のFOOTBALL TIME
配信:DAZN 配信日:毎週木曜
出演:内田篤人、野村明弘※敬称略
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