かつてバルセロナなどでプレーした元ブラジル代表FWリヴァウド氏は、少しから頻繁に退団が報じられているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて言及し、「彼はカンプ・ノウでキャリアを終えると思う」とバルセロナ対談を否定した。オンラインカジノサイト『Betfair』が伝えた。
13歳の時にアルゼンチンからスペインにわたり、バルセロナの下部組織に加入したメッシは、それ以降、バルセロナ一筋でプレーしている。クラブの歴代通算最多得点記録を保持するメッシは、これまでに数々のタイトルを獲得。バルセロナを10度のラ・リーガ制覇に導き、UEFAチャンピオンズリーグでも4度の優勝を経験した。また個人としても歴代最多となる6度のバロンドールを受賞。クラブの顔と言って過言ではない。
ただ先日、バルセロナのディレクターを務めるエリック・アビダル氏がエルネスト・バルベルデ前体制を批判。これに対し、メッシは「チーム全員を汚すような発言は慎むべき。みんなのためにならない発言はすべきではない。本当に心外だ」と不満をあらわにした。これが発端となり、クラブに愛想をつかして退団するのではないかと頻繁に報じられるようになってしまった。
しかし、この件について口を開いたリヴァウド氏は「今季終了後にメッシがバルセロナから離れる可能性についての憶測に興味はない。彼はカンプ・ノウでキャリアを終えると思う」と主張。続けて「14歳の時から所属しており、クラブに対して大きな愛情があるし、クラブも彼に対して大きな愛情がある。だから、ここから離れることに利益があるとは思わない」とバルセロナとメッシに関係性について持論を展開した。
また、リヴァウド氏は「(元イタリア代表MF)フランチェスコ・トッティや(元ブラジル代表GK)ロジェリオ・セニのように、1つのクラブで戦い抜く選手として見ている。CLでバルセロナ相手に彼が戦う姿を見たくはない。仮に退団するとしても、ヨーロッパの外、中国やアメリカのようなスポーツ面よりもファイナンシャル面での利益がある移籍だけだよ」と語り、メッシがバルセロナを離れることはないと強調している。
退団の可能性を報じられているメッシの所属するバルセロナは15日(現地時間)、ラ・リーガ第24節でヘタフェと対戦する。この試合はDAZN(ダゾーン)で日本時間16日0時からライブ配信される。
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