16日(日本時間17日)に行われたプレミアリーグ第12節のリヴァプール対トッテナム。首位攻防戦となったこのビッグマッチに終止符を打ったのは、ブラジル代表のFWロベルト・フィルミーノだった。1-1で迎えた90分、左からのCKに頭で合わせて決勝点を奪い、ホームのリヴァプールに貴重な勝点3をもたらした。
典型的なセンターフォワードではなく、いわゆる「偽9番」の印象が強いフィルミーノだが、ヘディングでのゴールが実は少なくない。この日のゴールにより、プレミアリーグ通算得点(60)の4分の1が頭で記録したものとなった。ちなみに、右足で半分の30ゴール、左足で14ゴール、その他で1ゴールという内訳だ。
ヘディング弾が通算得点の25%を占めるストライカーはプレミアでもそう多くない。チーム戦術や個々のプレースタイルに左右される記録とはいえ、例えば、ハリー・ケインは約15.8%(通算152得点のうち24)、ダニー・イングスは約14.3%(同49得点のうち7)、ジェイミー・ヴァーディは約11.5%(同113得点のうち13)、ピエール=エメリク・オーバメヤンは約6.3%(同57得点のうち3)にとどまっている。
ここのところ「ゴールが少ない」と批判されがちだったが、得意(?)のヘディング弾を炸裂させて勝利の立役者となったフィルミーノ。多彩なフィニッシュワークを武器に、このオールラウンダーがどれだけ得点数を伸ばしていくか注目だ。
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