ナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェが、自身の去就について語っている。
現地時間28日、セリエA第10節ナポリvsボローニャは、インシーニェが2本のPKを沈める活躍などもあり、3－0でナポリが勝利を収めた。
この試合終了後、インシーニェは今季限りとなっている自身の契約について問われ「自分はプレーすることだけに集中している」とイタリア『Sky』に語った。
「PKについては過去に何度も外したことがあったけど、今日はしっかり2度決めた。もちろん準備はしっかりしていたよ。PKを外すのはキッカーを担当する選手だけだからね。今日は落ち着いていた」
「勝ち点3は嬉しいけど、シーズンはまだまだある。当面のところはミランよりも上を目指して戦い続けたい」
自身の契約状況について問われると「メディアはいつも同じようなことを僕に聞いてくるね。自分はピッチですべきことに集中している。契約については代理人と会長が話すことになるだろう」と返答している。
1991年生まれ、現在30歳のインシーニェはナポリの生え抜きで、カヴェーゼ、フォッジア、ペスカーラへの期限付き移籍を終えた2012年以降はナポリ一筋でプレーしてきた。今季はここまでリーグ戦10試合4ゴール。UEFAヨーロッパリーグでは3試合1ゴールと結果を示していた。
2012年にデビューを飾ったイタリア代表でもインシーニェはここまで51キャップをマーク。近年はアッズーリに欠かせない存在となり、2021年だけでも代表戦13試合に出場していた。
現行の契約となると、インシーニェは2022年6月限りでナポリとの契約が満了となってしまう。同選手にはインテルが関心を示しているともうわさされるが、契約更新となるのか、それとも移籍金ゼロでナポリから去ることになるのか。引き続きその動向に注目が集まる。
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